目的別ガイド
広告:この記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
ポータブル電源は車内に放置できる?メーカー公式の保管温度は最高45℃|JAF実測の真夏57℃・冬−7℃と16機種の上限一覧【2026年10月】
ポータブル電源を夏の日中の車内に放置するのは、JAFの真夏のテストの対策なし・サンシェード装着(車内最高50〜57℃)では、編集部がメーカー公式の温度を確かめた16機種すべてで範囲外です。窓を3cm開けた条件(45℃)でも Anker・BLUETTI は保管上限を5℃超え、Jackery は取扱説明書で45℃以上の車内に放置しないよう書いており、EcoFlow・DJI は上限ちょうどです。冬は機種で分かれ、0℃未満で充電できるのは Jackery 1500 New(−20℃から)だけです。Jackery・EcoFlow・Anker・BLUETTI・DJI の充電・給電・保管温度と、置く期間で変わる上限を一覧にしました。
ポータブル電源を夏の日中の車内に放置するのは、JAF の真夏のテストの対策なし・サンシェード装着の条件(車内最高50〜57℃)では、編集部がメーカー公式の温度を確かめた16機種すべてで範囲外です。 保管温度の上限は高い機種でも45℃で、JAF のテスト(気温35℃・晴れ・正午から4時間)では窓を3cm開けても車内最高45℃でした。この45℃は、Anker・BLUETTI(上限40℃)では5℃超え、Jackery は取扱説明書で45℃以上の車内に放置しないよう書いており、EcoFlow・DJI は上限ちょうどです。冬の車内は機種で分かれ、車内で充電までするなら、充電温度を確かめた15機種のうち0℃未満で充電できる唯一の機種、Jackery 1500 New(充電 −20〜45℃) を選びます。
夏の車内は何℃になる? JAF の実測とメーカーの上限
JAF は2012年8月、埼玉県戸田市の駐車場で、気温35度・晴れの日にミニバン5台を正午から4時間置き、車内温度を測りました。各車の室温は25℃に揃えてから始めています。この実測を、メーカー公式の保管温度の上限(45℃の機種と40℃の機種)と並べます。
| JAF の条件 | 車内最高 | ダッシュボード最高 | 上限45℃の機種との差 | 上限40℃の機種との差 |
|---|---|---|---|---|
| 対策なし(黒) | 57℃ | 79℃ | 12℃上回る | 17℃上回る |
| 対策なし(白) | 52℃ | 74℃ | 7℃上回る | 12℃上回る |
| サンシェード装着 | 50℃ | 52℃ | 5℃上回る | 10℃上回る |
| 窓開け(3cm) | 45℃ | 75℃ | 上限と同じ | 5℃上回る |
| エアコン作動(エンジンをかけたまま) | 27℃ | 61℃ | 下回る | 下回る |
エンジンを止めた4つの条件は、どれも車内最高が45℃以上でした。JAF は「サンシェード対策や窓開け対策をしていても温度抑制効果は低く」と書いています。エアコン作動の27℃はエンジンをかけ続けた結果で、JAF は誤操作や燃料切れ、排ガスの問題を挙げています。ダッシュボードは5台すべてで52〜79℃になり、JAF のテストではスマートフォンが「一時的に使用不能」になりました。上限45℃の機種でも、ダッシュボードの上に置ける条件は1つもありません。
真夏の車内温度(JAFユーザーテスト・2012年8月) の基本データ更新日 2026年9月24日
| 発行元 | 一般社団法人日本自動車連盟(JAF) |
|---|---|
| 原文の URL | https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/summer |
| 要点 | 2012年8月22日・23日、気温35度の晴天下で、正午から4時間ミニバン5台の車内温度を測ったテスト。車内最高温度は対策なし(黒)57℃、対策なし(白)52℃、サンシェード装着50℃、窓開け(3cm)45℃、エアコン作動27℃。エアコン停止からわずか15分で熱中症指数が危険レベルに達した。JAFは猛暑時の注意点で、短時間でも車内に子どもや高齢者、ペットを残さないよう呼びかけている。 |
| 原文の引用 | サンシェード対策や窓開け対策をしていても温度抑制効果は低く、人や動物が耐えられない温度となり、車内温度の上昇を防ぐことはできない。/熱中症や脱水症状を招く恐れがあるため、短時間でも車内に子どもや高齢者、ペットを残さない。 |
| 施行・確認日 | 掲載内容の確認日 2026-09-24 |
出典:
- JAF ユーザーテスト「真夏の車内温度」(確認日 2026-09-24)
- JAF「猛暑時のクルマに関する注意点」(確認日 2026-09-24)
メーカーは「車内に放置」について何と書いている?
車内という言葉を使って注意しているのは、確かめた5社のうち Jackery と Anker です。
- Jackery(1000 New・1500 New・2000 の取扱説明書):「火のそばや炎天下の車内、熱器具の周辺など高温(45℃以上)になる場所で使用したり、放置しない」。理由は「発熱や発火、破裂する原因になります」
- Anker(Solix C300・C1000・C2000 Gen 2 の製品ページ):「炎天下の車内、トランク、荷台や直射日光下など高温になる場所で使用、保管しないでください。」理由は「本製品の故障・劣化の原因、および発熱の原因となります」
- EcoFlow(DELTA 3 Plus・DELTA 3 1500 のマニュアル):「温度が 45ºC(113ºF)を超える場所、または –10ºC(14ºF)を下回る場所には保管しないでください」。最適保管温度は20〜30℃
- BLUETTI・DJI:確かめた製品ページ・仕様・マニュアルには、車内を名指しした記載はなく、温度の範囲だけが書かれています
Jackery の「45℃以上」は、JAF の窓開け3cm(車内最高45℃)もちょうど含みます。
16機種の充電・給電・保管温度の一覧(メーカー公式)
各社の取扱説明書・製品ページ・仕様に書かれた温度です。給電(放電)は機器に電気を出すとき、保管は使わずに置いておくときの温度です。
| 機種 | 充電 | 給電(放電) | 保管 |
|---|---|---|---|
| Jackery 1000 New | 0〜45℃ | −10〜45℃ | 1か月 −20〜45℃/3か月 0〜45℃/12か月 0〜25℃ |
| Jackery 1500 New | −20〜45℃ | −20〜45℃ | 1か月 −20〜45℃/3か月 0〜45℃/1年 0〜25℃ |
| Jackery 2000 New | 0〜45℃ | −10〜45℃ | 1か月 −20〜45℃/3か月 0〜45℃/1年 0〜25℃ |
| EcoFlow DELTA 3 Plus | 0〜45℃ | −10〜45℃ | −10〜45℃(最適 20〜30℃) |
| EcoFlow DELTA 3 1500 | 0〜45℃ | −10〜45℃ | −10〜45℃(最適 20〜30℃) |
| EcoFlow DELTA 3 Classic | 0〜45℃ | −10〜45℃ | −10〜45℃ |
| EcoFlow DELTA Pro 3 | 製品ページに記載なし | −20〜45℃(保管・使用) | −20〜45℃(湿度95%以下) |
| Anker Solix C300 | 0〜40℃ | −20〜40℃ | 0〜40℃ |
| Anker Solix C1000 | 0〜40℃ | −20〜40℃ | 0〜40℃ |
| Anker Solix C2000 Gen 2 | 0〜40℃ | −20〜40℃ | 製品ページに数値の記載なし |
| BLUETTI EB3A | 0〜40℃ | −20〜40℃ | 0〜40℃(仕様欄。Q&Aは −10〜45℃) |
| BLUETTI AC70 | 0〜40℃ | −20〜40℃ | −20〜40℃ |
| BLUETTI AC180 | 0〜40℃ | −20〜40℃ | −20〜40℃ |
| BLUETTI Elite 200 V2 | 0〜40℃ | −20〜40℃ | 1か月まで −10〜40℃/1か月以上 −10〜35℃ |
| DJI Power 1000 | 0〜45℃ | −10〜45℃ | −10〜45℃ |
| DJI Power 2000 | 0〜45℃ | −10〜45℃ | −10〜45℃ |
保管の上限は、Jackery・EcoFlow・DJI が45℃、Anker・BLUETTI が40℃です。この5℃の差は、JAF の窓開け3cm(45℃)で、上限ちょうどか5℃超えかの違いになります。当サイトに記録がある Jackery 240 New・2000 Plus、Anker Solix F3800、BLUETTI AC200L は、温度の公式値を確かめていないため表に載せていません。
各社の原文は次のとおりです。
| 公式ルール | 発行元 | 要点 | 原文の引用 |
|---|---|---|---|
| Anker Solix C1000 Portable Power Station の保管温度・動作温度 | Anker Japan 公式オンラインストア(A1761 製品ページ・取扱説明書) | 機器への給電 −20〜40℃、本体の充電 0〜40℃、保管 0〜40℃。「炎天下の車内、トランク、荷台」に保管しないよう書いている。 | 機器への給電 -20℃~40℃ / 本製品の充電 0℃~40℃/本製品は0°C〜40°Cで保管してください。/炎天下の車内、トランク、荷台や直射日光下など高温になる場所で使用、保管しないでください。 |
| Anker Solix C2000 Gen 2 Portable Power Station の動作温度 | Anker Japan 公式オンラインストア(A1783 製品ページ) | 機器への給電 −20〜40℃、本体の充電 0〜40℃。保管温度の数値は製品ページに書かれていない。「炎天下の車内、トランク、荷台」に保管しないよう書いている。 | 機器への給電 -20℃~40℃ / 本製品の充電 0℃~40℃/炎天下の車内、トランク、荷台や直射日光下など高温になる場所で使用、保管しないでください。 |
| Anker Solix C300 Portable Power Station の保管温度・動作温度 | Anker Japan 公式オンラインストア(A1722 製品ページ) | 機器への給電 −20〜40℃、本体の充電 0〜40℃、保管 0〜40℃。「炎天下の車内、トランク、荷台」に保管しないよう書いている。 | 機器への給電 -20℃~40℃ / 本製品の充電 0℃~40℃/本製品は0°C〜40°Cで保管してください。/炎天下の車内、トランク、荷台や直射日光下など高温になる場所で使用、保管しないでください。 |
| BLUETTI AC180 の保管温度・動作温度 | BLUETTI JAPAN 公式ストア(AC180 製品ページ) | 充電 0〜40℃、放電 −20〜40℃(最大1500Wの場合 30〜40℃と注記)、保管 −20〜40℃。氷点下での充電は避けるよう書いている。 | 充電温度: 0℃-40℃/放電温度: -20℃~40℃(最大1500Wの場合、30℃~40℃)/保管温度: -20℃~40℃/氷点下でのAC180への充電は避けてください。 |
| BLUETTI AC70 の保管温度・動作温度 | BLUETTI JAPAN 公式ストア(AC70 製品ページ) | 充電 0〜40℃、放電 −20〜40℃(最大500Wの場合 30〜40℃と注記)、保管 −20〜40℃。 | 充電温度: 0℃-40℃/放電温度: -20℃~40℃(最大500Wの場合、30℃~40℃)/保管温度: -20℃~40℃ |
| BLUETTI EB3A の保管温度・動作温度 | BLUETTI JAPAN 公式ストア(EB3A 製品ページ) | 仕様欄は動作 −20〜40℃、保管 0〜40℃、充電 0〜40℃。同じページのQ&Aは保管時 −10〜45℃と書いており、仕様欄と保管温度が食い違う。 | 動作温度 : -20~40℃ 保管温度 : 0-40℃ 充電温度 : 0-40℃/(Q10)保管時: -10-45°C (14-113°F). |
| BLUETTI Elite 200 V2 の保管温度・動作温度 | BLUETTI(Elite 200 V2 ユーザーマニュアル V2.0) | 充電 0〜40℃、放電 −20〜40℃。保存温度は1か月まで −10〜40℃、1か月以上は −10〜35℃。 | 安全な保管温度:-10°Cから40°C(14°Fから104°F)。 1か月以上保管する場合は、 必ず35°C(95°F)未満で保管してください。 |
| DJI Power 1000 の保管温度・動作温度 | DJI(Power 1000 仕様) | 電力供給 −10〜45℃、充電 0〜45℃、保管環境温度 −10〜45℃。 | 電力供給温度 -10℃~45℃/充電温度範囲 0℃~45℃/保管環境温度 -10℃~45℃ |
| DJI Power 2000 の保管温度・動作温度 | DJI(Power 2000 仕様) | 電力供給 −10〜45℃、充電 0〜45℃、保管環境温度 −10〜45℃。 | 電力供給温度 -10℃~45℃/充電温度範囲 0℃~45℃/保管環境温度 -10℃~45℃ |
| EcoFlow DELTA 3 1500 の保管温度・動作温度 | EcoFlow(DELTA 3 1500 ユーザーマニュアル) | 充電 0〜45℃、放電 −10〜45℃、保管 −10〜45℃(最適 20〜30℃)。45℃を超える場所、−10℃を下回る場所に保管しないよう書いている。 | 最適保管温度: 20ºC ~ 30ºC(68ºF ~ 86ºF)/本製品を、温度が 45ºC(113ºF)を超える場所、または –10ºC(14ºF)を下回る場所には保管しないでください。 |
| EcoFlow DELTA 3 Classic の保管温度・動作温度 | EcoFlow 公式ストア(DELTA 3 Classic 製品ページの仕様) | 製品ページの仕様で、放電 −10〜45℃、充電 0〜45℃、保管 −10〜45℃。 | 放電温度 -10℃〜45℃/充電温度 0℃〜45℃/保管温度 -10℃〜45℃ |
| EcoFlow DELTA 3 Plus の保管温度・動作温度 | EcoFlow(DELTA 3 Plus ユーザーマニュアル) | 充電 0〜45℃、放電 −10〜45℃、保管 −10〜45℃(最適 20〜30℃)。45℃を超える場所、−10℃を下回る場所に保管しないよう書いている。 | 最適保管温度: 20ºC ~ 30ºC(68ºF ~ 86ºF)/本製品を、温度が 45ºC(113ºF)を超える場所、または –10ºC(14ºF)を下回る場所には保管しないでください。 |
| EcoFlow DELTA Pro 3 の保管温度 | EcoFlow 公式ストア(DELTA Pro 3 製品ページ) | 製品ページで「-20°C~45°C、湿度95%以下の環境で保管・使用が可能」としている。充電温度は製品ページに書かれていない。 | -20°C~45°C、湿度95%以下の環境で保管・使用が可能です。 |
| Jackery ポータブル電源 1000 New(JE-1000D)の保管温度・動作温度 | Jackery Japan(ポータブル電源 1000 New 取扱説明書) | 充電 0〜45℃、給電(放電)−10〜45℃。保存温度は期間で変わり、1か月 −20〜45℃、3か月 0〜45℃、12か月 0〜25℃。「炎天下の車内」など45℃以上になる場所で使用・放置しないよう書いている。 | 保存温度 : 1ヶ月 -20~45℃ (-4~113℉); 3ヶ月 0~45℃ (32~113℉); 12ヶ月 0~25℃ (32~77℉)/火のそばや炎天下の車内、熱器具の周辺など高温(45℃以上)になる場所で使用したり、放置しない |
| Jackery ポータブル電源 1500 New(JE-1500D)の保管温度・動作温度 | Jackery Japan(ポータブル電源 1500 New 取扱説明書) | 充電・給電とも −20〜45℃。保存温度は1か月 −20〜45℃、3か月 0〜45℃、1年 0〜25℃。−20〜−10℃ではAC出力が定格1200W、USB-C 100Wは出力オフになる。45℃以上になる「炎天下の車内」での使用・放置をしないよう書いている。 | 製品の充電動作温度範囲は -20°C~45°C、 放電動作温度範囲は -20℃~45℃です。/保存温度 1ヶ月 -20℃~45℃ 3ヶ月 0℃~45℃ 1年 0℃~25℃/火のそばや炎天下の車内、熱器具の周辺など高温(45℃以上)になる場所で使用したり、放置しない |
| Jackery ポータブル電源 2000 New(JE-2000D)の保管温度・動作温度 | Jackery Japan(ポータブル電源 2000 取扱説明書 JE-2000D) | 充電 0〜45℃、給電(放電)−10〜45℃。保存温度は1か月 −20〜45℃、3か月 0〜45℃、1年 0〜25℃。45℃以上になる「炎天下の車内」での使用・放置をしないよう書いている。 | 充電温度: 0°C~45°C (32°F~113°F)/動作温度: -10°C~45°C (14°F~113°F)/保存温度: 1ヶ月 -20℃~45℃ (-4℉~113℉); 3ヶ月 0℃~45℃ (32℉~113℉); 1年 0℃~25℃ (32℉~77℉)/火のそばや炎天下の車内、熱器具の周辺など高温(45℃以上)になる場所で使用したり、放置しない |
16 件・最終更新 2026年10月6日
置いておく期間で上限は変わる? 公式の細則
表の数字だけでは分からない条件が、取扱説明書と製品ページにあります。
| 機種 | 公式の条件 | 車に積みっぱなしにするときの意味 |
|---|---|---|
| Jackery 1000 New・1500 New・2000 New | 保存温度は1か月 −20〜45℃、3か月 0〜45℃、1年 0〜25℃ | 1か月を超えて積むと、冬の下限が−20℃から0℃に上がる。1年積むなら上限は25℃ |
| BLUETTI Elite 200 V2 | 「1か月以上保管する場合は、必ず35°C(95°F)未満で保管してください」 | 1か月を超えると上限が40℃から35℃に下がる |
| BLUETTI EB3A | 仕様欄は保管 0〜40℃、同じページのQ&Aは −10〜45℃ | 同じページで食い違う。この記事の判断は仕様欄の狭い方(0〜40℃)で行う |
| BLUETTI AC70・AC180 | 放電 −20〜40℃。AC70 は「最大500Wの場合、30℃〜40℃」、AC180 は「最大1500Wの場合、30℃〜40℃」と注記 | 冷えた車内で大きい電力を出すときは、この条件が付く |
| Jackery 1500 New | −20〜−10℃ では AC 出力が定格1200W、USB-C 100W は出力オフ | 氷点下10℃より寒いと、出せる電力が下がる |
| EcoFlow DELTA 3 Plus・1500 | 最適保管温度 20〜30℃ | 範囲内でも、最適と書かれているのは20〜30℃だけ |
EcoFlow・DJI・BLUETTI AC70・AC180 の保管温度には、期間による条件は書かれていません。
冬の車内なら置ける? 車内の温度で決める判断表
JAF の冬のテスト(2014年2月、長野県上田市菅平高原。外気温はテスト開始時−10.2℃、最低−13.2℃)では、エンジンを止めた車内に人が乗ったまま8時間を過ごし、朝の車内温度は−7℃(外気温−12.9℃)でした。「対策なし」の人がギブアップした2時間45分後の車内は1.8℃です。人が乗っていない車では、車内はさらに下がると見られます。
冬の車内温度(JAFユーザーテスト) の基本データ更新日 2026年9月22日
| 発行元 | 一般社団法人 日本自動車連盟(JAF) |
|---|---|
| 原文の URL | https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/winter |
| 要点 | エンジンを止めたミニバンで一晩8時間を過ごせるかを検証したテスト。「対策なし」は2時間45分、「エマージェンシーシート」は5時間27分でギブアップし、「毛布+使い捨てカイロ」と「寝袋(冬山用)」は8時間を終えた。 |
| 原文の引用 | その際、排ガスによる一酸化炭素中毒やガス欠の危険性を考えると、エンジンは止めたまま寒さをしのげる対策が必要である。 |
| 施行・確認日 | テスト実施日 2014-02-04〜2014-02-05(掲載内容の確認日 2026-09-22) |
出典:
- JAF ユーザーテスト「冬の車内温度」(確認日 2026-09-22)
車内の温度ごとに、公式の範囲に入る機種を並べます。保管は保管温度の数値がある15機種、充電は充電温度の記載がある15機種で判断しています。
| 車内の温度 | 保管温度の範囲に入る機種 | 車内で充電できる機種 |
|---|---|---|
| 45℃を超える | なし | なし |
| 45℃ちょうど | EcoFlow 4機種、DJI 2機種(上限ちょうど。Jackery は取扱説明書が45℃以上の場所に放置しないと書いているので外れる) | EcoFlow DELTA 3 Plus・1500・Classic、DJI 2機種(充電上限45℃) |
| 40℃を超え45℃未満 | Jackery 3機種(3か月まで)、EcoFlow 4機種、DJI 2機種 | Jackery 3機種、EcoFlow DELTA 3 Plus・1500・Classic、DJI 2機種 |
| 0℃以上40℃以下 | 15機種すべて(Jackery は1年なら25℃まで、Elite 200 V2 は1か月以上なら35℃未満) | 15機種すべて |
| −10℃以上0℃未満 | Jackery 3機種(1か月まで)、EcoFlow 4機種、BLUETTI AC70・AC180・Elite 200 V2、DJI 2機種 | Jackery 1500 New だけ |
| −20℃以上−10℃未満 | Jackery 3機種(1か月まで)、EcoFlow DELTA Pro 3、BLUETTI AC70・AC180 | Jackery 1500 New だけ |
Anker Solix C300・C1000 と BLUETTI EB3A(仕様欄)は、保管の下限が0℃なので、氷点下の車内では範囲外です。
試算:夏の昼4時間と、冬の一晩・ひと冬
夏、晴れた日の昼から4時間、サンシェードを付けて停める場合。 JAF の同じ条件の車内最高は50℃です。上限45℃の Jackery 1000 New・EcoFlow DELTA 3 Plus・DJI Power 1000 でも5℃、上限40℃の Anker Solix C1000・BLUETTI AC180 では10℃上回ります。窓を3cm開けた条件でも車内最高45℃で、Anker・BLUETTI は上限を5℃超え、Jackery は取扱説明書で45℃以上の車内に放置しないよう書いており、EcoFlow・DJI は上限ちょうどで余裕がありません。夏の日中は車から降ろすのが確実です。
冬、外気温が−13℃前後の夜に車中泊し、朝に車内で充電する場合。 JAF のテストの朝の車内は−7℃でした。
| 機種 | 保管(−7℃) | 充電(−7℃) |
|---|---|---|
| Jackery 1500 New | 範囲内(1か月まで) | できる(−20℃から) |
| EcoFlow DELTA 3 Plus | 範囲内(−10℃まで) | できない(0℃から) |
| BLUETTI AC180 | 範囲内(−20℃まで) | できない(0℃から) |
| Anker Solix C1000 | 範囲外(0℃から) | できない(0℃から) |
冬のあいだ(1か月を超えて)車に積みっぱなしにする場合。 Jackery の3機種は3か月の保存温度が0〜45℃になり、−7℃は範囲外です。期間の条件が書かれておらず、下限が−20℃なのは BLUETTI AC70・AC180 と EcoFlow DELTA Pro 3 で、3機種の温度の条件は同じです。編集部は、このうち容量 1152Wh(製品ページの表記)で 1000Wh クラスにあたる AC180 を、冬に車に積みっぱなしにする第一候補にします。冬の寒さ対策全体は 冬の車中泊、電気毛布の電力は 電気毛布と電源、夏の暑さ対策は 夏の車中泊の暑さ対策 にあります。
向かない人
- 夏の日中に車から離れる間も積んだままにしたい人。JAF の真夏の車内は対策なし・サンシェード装着で50〜57℃で16機種すべてが範囲外、窓開け3cmでも45℃で、Anker・BLUETTI は上限を5℃超え、Jackery は45℃以上の車内に放置しないよう書いており、EcoFlow・DJI は上限ちょうどです
- Anker Solix C300・C1000、BLUETTI EB3A を冬の車内に置いておきたい人。保管の下限が0℃です
- Jackery 1500 New を冬のあいだ1か月を超えて車に積みっぱなしにしたい人。3か月の保存温度は0℃からです
冬に1か月を超えて車に積んでおくなら、保管 −20〜40℃で期間の条件が書かれていない BLUETTI AC180 を選びます。
出典
- JAF ユーザーテスト「真夏の車内温度」(確認日 2026-10-06)
- JAF ユーザーテスト「冬の車内温度」(確認日 2026-10-06)
- Jackery ポータブル電源 1000 New 取扱説明書(PDF)(確認日 2026-10-06)
- Jackery ポータブル電源 1500 New 取扱説明書(PDF)(確認日 2026-10-06)
- Jackery ポータブル電源 1500 New 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- Jackery ポータブル電源 2000 取扱説明書(JE-2000D・PDF)(確認日 2026-10-06)
- Jackery 取扱説明書ダウンロード(確認日 2026-10-06)
- EcoFlow DELTA 3 Plus ユーザーマニュアル(確認日 2026-10-06)
- EcoFlow DELTA 3 1500 ユーザーマニュアル(確認日 2026-10-06)
- EcoFlow DELTA 3 Classic 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- EcoFlow DELTA Pro 3 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- Anker Solix C300 Portable Power Station(A1722)(確認日 2026-10-06)
- Anker Solix C1000 Portable Power Station(A1761)(確認日 2026-10-06)
- Anker Solix C1000 取扱説明書(PDF)(確認日 2026-10-06)
- Anker Solix C2000 Gen 2 Portable Power Station(A1783)(確認日 2026-10-06)
- BLUETTI EB3A 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- BLUETTI AC70 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- BLUETTI AC180 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- BLUETTI Elite 200 V2 ユーザーマニュアル(PDF)(確認日 2026-10-06)
- DJI Power 1000 仕様(確認日 2026-10-06)
- DJI Power 1000 V2 仕様(確認日 2026-10-06)
- DJI Power 2000 仕様(確認日 2026-10-06)
よくある質問
ポータブル電源を夏の車内に置きっぱなしにできますか
夏の日中はおすすめしません。編集部が温度を確かめた16機種のうち保管温度の数値がある15機種は、上限が40℃か45℃です。JAF の真夏のテスト(気温35℃・晴れ・正午から4時間)では、エアコンを止めた車の車内最高温度は対策なし(黒)で57℃、サンシェード装着で50℃で、この条件では16機種すべてが範囲外です。窓開け3cmでは45℃で、Anker・BLUETTI(上限40℃)は5℃超え、EcoFlow(「45ºC を超える場所」に保管しない)と DJI(保管 −10〜45℃)は上限ちょうどです。Jackery は取扱説明書で「炎天下の車内」など45℃以上になる場所に放置しないよう、Anker は「炎天下の車内、トランク、荷台」に保管しないよう書いています。
冬の車内に置きっぱなしにできますか
機種で分かれます。保管温度の下限は、Anker Solix C300・C1000 と BLUETTI EB3A(仕様欄)が0℃、EcoFlow の DELTA 3 シリーズ・DJI Power・BLUETTI Elite 200 V2 が−10℃、BLUETTI AC70・AC180 と EcoFlow DELTA Pro 3 が−20℃です。Jackery の3機種は1か月なら−20℃までですが、3か月だと0℃からになります。JAF の冬のテストでは、外気温−12.9℃の朝、人が乗った車内は−7℃でした。
冬の車内でポータブル電源を充電できますか
充電温度を公式で確かめた15機種のうち、0℃未満で充電できるのは Jackery 1500 New(充電 −20〜45℃)だけです。ほかの14機種は充電温度の下限が0℃です。BLUETTI は AC180 の製品ページで「氷点下でのAC180への充電は避けてください」と書いています。
トランクや荷台に入れておけば夏でも大丈夫ですか
Anker は C300・C1000・C2000 Gen 2 の製品ページで「炎天下の車内、トランク、荷台や直射日光下など高温になる場所で使用、保管しないでください」と書いています。JAF のテストが測ったのは車内とダッシュボードで、トランクの温度は公表されていません。ダッシュボードの最高温度は52〜79℃でした。
この記事の更新
- 2026年10月6日初版。JAF ユーザーテスト(真夏・冬の車内温度)と、Jackery・EcoFlow・Anker・BLUETTI・DJI の16機種の取扱説明書・製品ページ・仕様で充電・給電・保管温度を確認
同じテーマの記事
目的別ガイドポータブル電源で炊飯器は使える?定格600W・1,000W・1,500Wの境目と3合・5.5合の炊ける回数|象印・タイガー11機種の消費電力【2026年10月】ポータブル電源で炊飯器は使えます。象印・タイガーの11機種の公式仕様では、炊飯時の消費電力は3合のマイコン式が350〜495W、3合のIH式が700・705W、5.5合が660〜1,240Wで、定格出力600Wなら3合のマイコン式、1,000Wなら3合すべて、1,500W以上なら11機種すべてが使えます。編集部の結論は BLUETTI AC180(1,152Wh・1,800W)で、3合マイコンの NL-BF05 なら9回炊けます。
装備Anker Solix F3800 スペックと価格|3840Wh・200V 対応、公式は販売終了【2026年9月】Anker Solix F3800(3840Wh・定格 5000W・200V 対応・約 60kg)を公式ページから整理。Anker Japan 公式ストアでは販売終了の表示で、いま公式で買える大容量の F3000 との違い、EV 充電、UPS の効かないポート、車に積むときの公式の注意まで。
装備BLUETTI AC200L スペックと価格|2048Wh・2000W、公式は終売【2026年9月】BLUETTI AC200L(2048Wh・定格 2000W・約 28.3kg)を公式ページから整理。BLUETTI 公式ストアでは【終売】・全セット売り切れの表示で、いま公式で 119,000 円(税込)で買える AORA 200(旧Elite 200 V2)との違い、拡張バッテリーで 8192Wh までの組み合わせ、公式の稼働時間の式、保管と置き方の注意まで。
装備BLUETTI Elite 200 V2 スペックと価格|今は AORA 200 の名前で販売・2,073.6Wh・24.2kg【2026年9月】BLUETTI Elite 200 V2(2,073.6Wh・定格 2,200W・24.2kg)は、公式ストアでは「AORA 200(旧Elite 200 V2)」の名前で 119,000 円(税込)で売られています。Elite 200 V2 名の商品ページ(238,000 円)との違い、公式の式で出す稼働時間、車での充電速度、拡張できない点、保管の温度を公式ページと取扱説明書から整理しました。
装備DJI Power 1000 スペックと価格|1024Wh・日本で2000W、公式は在庫切れ【2026年9月】DJI Power 1000(1024Wh・日本版の最大連続出力 2000W・約 13kg)を公式ページから整理。DJI 公式ストアでは 114,400 円・在庫切れの表示で、同じ 1024Wh で 69,850 円・在庫ありの Power 1000 V2 との違い、保証の表示の食い違い、ソーラーと車内電源での充電、寒さと保管の公式の注意まで。
装備DJI Power 2000 スペックと価格|2048Wh・2700W・約22kg、公式125,000円【2026年9月】DJI Power 2000(2048Wh・連続出力 2700W・約 22kg)を DJI 公式ページから整理。公式ストアの表示は 125,000 円(比較表示 255,200 円)。走行中に最大 1000W で充電できる別売の車内超急速充電器、8 つのセットの価格、拡張で最大 22,528Wh、保証 3 年+2 年の条件まで。