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ポータブル電源で炊飯器は使える?定格600W・1,000W・1,500Wの境目と3合・5.5合の炊ける回数|象印・タイガー11機種の消費電力【2026年10月】
ポータブル電源で炊飯器は使えます。象印・タイガーの11機種の公式仕様では、炊飯時の消費電力は3合のマイコン式が350〜495W、3合のIH式が700・705W、5.5合が660〜1,240Wで、定格出力600Wなら3合のマイコン式、1,000Wなら3合すべて、1,500W以上なら11機種すべてが使えます。編集部の結論は BLUETTI AC180(1,152Wh・1,800W)で、3合マイコンの NL-BF05 なら9回炊けます。
ポータブル電源で炊飯器は使えます。境目は定格出力で、象印・タイガーの11機種の公式仕様では、定格600Wなら3合のマイコン式、1,000Wなら3合すべてと5.5合のマイコン式、1,500W以上なら5.5合の圧力IHまで11機種すべてが動きます。 炊ける回数は「容量×0.8÷炊飯器の公式の1回の消費電力量」で決まり、3合マイコンの象印 NL-BF05(92.4Wh)なら1,000Whクラスで8〜9回です。車中泊で3合・5.5合のどちらも炊くなら、編集部は11機種すべてに出力が足り、この記事で比べた1,000Whクラス4機種で最大の1,152Whを持つ BLUETTI AC180(定格1,800W) を選びます。
炊飯器の消費電力は何W? 3合・5.5合の11機種(メーカー公式)
象印とタイガーの製品ページの仕様欄から、炊飯時の消費電力と、1回の炊飯・1時間の保温で使う電力量を並べました。電力量は省エネ法の測定方法による値で、両社とも「エコ炊飯」「エコ炊き」メニューの値です。
| 機種 | 方式・炊飯容量 | 炊飯時の消費電力 | 1回の炊飯 | 保温1時間 |
|---|---|---|---|---|
| タイガー JBS-B055 | マイコン・3合 | 350W | 90.1Wh | 13.0Wh |
| タイガー JAJ-G550(生産終了品) | マイコン・3合 | 375W(最大消費電力) | 110Wh | 10.4Wh |
| 象印 NS-NH05 | マイコン・3合 | 420W | 95.3Wh | 11.5Wh |
| 象印 NL-BF05 | マイコン・3合 | 495W | 92.4Wh | 10.4Wh |
| 象印 NP-GM05 | IH・3合 | 700W | 115Wh | 14.7Wh |
| タイガー JPF-A550(生産終了品) | IH・3合 | 705W | 134Wh | 14.5Wh |
| 象印 NL-DT10 | マイコン・5.5合 | 660W | 162Wh | 16.8Wh |
| タイガー JPV-C100 | 圧力IH・5.5合 | 1,100W | 181Wh | 15.7Wh |
| 象印 NW-QC10 | IH・5.5合 | 1,115W | 148Wh | 17.6Wh |
| タイガー JPA-S100 | 圧力IH・5.5合 | 1,200W | 176Wh | 17.8Wh |
| 象印 NW-YD10 | 圧力IH・5.5合 | 1,240W | 140Wh | 16.8Wh |
消費電力(W)は合数よりも加熱方式で分かれます。3合でもIH式は700W台で、マイコン式の5.5合(660W)より大きい値です。一方、1回の電力量(Wh)は5.5合の圧力IHの NW-YD10(140Wh)が、3合IHの JPF-A550(134Wh)とほぼ同じです。出力はW、回数はWhで、別々に確かめます。
各社の仕様の原文は次のとおりです。
| 公式ルール | 発行元 | 要点 | 原文の引用 |
|---|---|---|---|
| タイガー マイコンジャー炊飯器〈炊きたて〉JAJ-G550の消費電力(メーカー公式の仕様) | タイガー魔法瓶 | マイコン(全面加熱)・3合(0.09L~0.54L)。最大消費電力 375W、1回当たりの炊飯時消費電力量 110Wh、1時間当たりの保温時消費電力量 10.4Wh(エコ炊きメニュー)。製品ページはタイガー公式サイトの「生産終了品」の区分に置かれている。 | 最大消費電力 375W/1回当たりの炊飯時消費電力量 110Wh/1時間当たりの保温時消費電力量 10.4Wh/1回当たりの炊飯時消費電力量は「エコ炊き」メニュー、1時間当たりの保温時消費電力量は「エコ炊き」メニュー時の電力量です。(出荷時の設定)消費電力量は炊飯量やご使用のメニューによって異なります。 |
| タイガー マイコンジャー炊飯器〈炊きたて〉JBS-B055の消費電力(メーカー公式の仕様) | タイガー魔法瓶 | マイコン(釜包みヒーター)・3合(0.09-0.54L)。定格消費電力 350W、1回当りの炊飯時消費電力量 90.1Wh/回、1時間当りの保温時消費電力量 13.0Wh/時(エコ炊きメニュー)。 | 定格消費電力 350W/1回当りの炊飯時消費電力量 90.1Wh/回/1時間当りの保温時消費電力量 13.0Wh/時/1回当たりの炊飯時消費電力量は「エコ炊き」メニュー、1時間当たりの保温時消費電力量は「エコ炊き」メニュー時の電力量です。(出荷時の設定)消費電力量は炊飯量やご使用のメニューによって異なります。 |
| タイガー 圧力IHジャー炊飯器 JPA-S100の消費電力(メーカー公式の仕様) | タイガー魔法瓶 | 圧力IH・5.5合(容量1L)。定格消費電力 1,200W、1回当りの炊飯時消費電力量 176Wh/回、1時間当りの保温時消費電力量 17.8Wh/時(エコ炊きメニュー)。 | 定格消費電力 1,200W/1回当りの炊飯時消費電力量 176Wh/回/1時間当りの保温時消費電力量 17.8Wh/時/1回当たりの炊飯時消費電力量は「エコ炊き」メニュー、1時間当たりの保温時消費電力量は「エコ炊き」メニュー時の電力量です。(出荷時の設定)消費電力量は炊飯量やご使用のメニューによって異なります。 |
| タイガー IHジャー炊飯器〈炊きたて〉JPF-A550の消費電力(メーカー公式の仕様) | タイガー魔法瓶 | IH(剛火IH)・3合(0.09-0.54L)。定格消費電力 705W、1回当りの炊飯時消費電力量 134Wh/回、1時間当りの保温時消費電力量 14.5Wh/時。製品ページはタイガー公式サイトの「生産終了品」の区分に置かれている。 | 定格消費電力 705W/1回当りの炊飯時消費電力量 134Wh/回/1時間当りの保温時消費電力量 14.5Wh/時 |
| タイガー 圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉JPV-C100の消費電力(メーカー公式の仕様) | タイガー魔法瓶 | 圧力IH・5.5合(0.09-1.0L)。定格消費電力 1100W、1回当りの炊飯時消費電力量 181Wh/回、1時間当りの保温時消費電力量 15.7Wh/時(エコ炊きメニュー)。 | JPV-C100 定格消費電力 1100W/1回当りの炊飯時消費電力量 181Wh/回/1時間当りの保温時消費電力量 15.7Wh/時/1回当たりの炊飯時消費電力量は「エコ炊き」メニュー、1時間当たりの保温時消費電力量は「エコ炊き」メニュー時の電力量です。(出荷時の設定)消費電力量は炊飯量やご使用のメニューによって異なります。 |
| 象印 マイコン炊飯ジャー NL-BF05の消費電力(メーカー公式の仕様) | 象印マホービン | マイコン・3合(0.09〜0.54L)。炊飯時消費電力 495W、1回あたりの炊飯時消費電力量 92.4Wh、1時間あたりの保温時消費電力量 10.4Wh(エコ炊飯メニュー)。 | 炊飯時消費電力(W) 495/1回あたりの炊飯時消費電力量(Wh) 92.4/1時間あたりの保温時消費電力量(Wh) 10.4/消費電力量は、炊飯量、ご使用メニュー等によって異なります。お買い上げ時はエコ炊飯メニューに設定されています。お好みに合わせて炊飯メニューをお選びください。消費電力はエコ炊飯メニューの場合です。メニューによって異なります。 |
| 象印 マイコン炊飯ジャー NL-DT10の消費電力(メーカー公式の仕様) | 象印マホービン | マイコン・5.5合(0.18〜1.0L)。炊飯時消費電力 660W、1回あたりの炊飯時消費電力量 162Wh、1時間あたりの保温時消費電力量 16.8Wh(エコ炊飯メニュー)。 | NL-DT10 炊飯時消費電力(W) 660/1回あたりの炊飯時消費電力量(Wh) 162/1時間あたりの保温時消費電力量(Wh) 16.8/消費電力量は、炊飯量、ご使用メニュー等によって異なります。お買い上げ時はエコ炊飯メニューに設定されています。お好みに合わせて炊飯メニューをお選びください。消費電力はエコ炊飯メニューの場合です。メニューによって異なります。 |
| 象印 IH炊飯ジャー NP-GM05の消費電力(メーカー公式の仕様) | 象印マホービン | IH・3合(0.09〜0.54L)。炊飯時消費電力 700W、1回あたりの炊飯時消費電力量 115Wh、1時間あたりの保温時消費電力量 14.7Wh(エコ炊飯メニュー)。 | 炊飯時消費電力(W) 700/1回あたりの炊飯時消費電力量(Wh) 115/1時間あたりの保温時消費電力量(Wh) 14.7/消費電力量は、炊飯量、ご使用メニュー等によって異なります。お買い上げ時はエコ炊飯メニューに設定されています。お好みに合わせて炊飯メニューをお選びください。消費電力はエコ炊飯メニューの場合です。メニューによって異なります。 |
| 象印 マイコン炊飯ジャー NS-NH05の消費電力(メーカー公式の仕様) | 象印マホービン | マイコン・3合(0.09〜0.54L)。炊飯時消費電力 420W、1回あたりの炊飯時消費電力量 95.3Wh、1時間あたりの保温時消費電力量 11.5Wh。 | 炊飯時消費電力(W) 420/1回あたりの炊飯時消費電力量(Wh) 95.3/1時間あたりの保温時消費電力量(Wh) 11.5/消費電力量は、炊飯量、ご使用メニュー等によって異なります。 |
| 象印 IH炊飯ジャー NW-QC10の消費電力(メーカー公式の仕様) | 象印マホービン | IH・5.5合(0.09〜1.0L)。炊飯時消費電力 1115W、1回あたりの炊飯時消費電力量 148Wh、1時間あたりの保温時消費電力量 17.6Wh(エコ炊飯メニュー)。 | NW-QC10 炊飯時消費電力(W) 1115/1回あたりの炊飯時消費電力量(Wh) 148/1時間あたりの保温時消費電力量(Wh) 17.6/消費電力量は、炊飯量、ご使用メニュー等によって異なります。お買い上げ時はエコ炊飯メニューに設定されています。お好みに合わせて炊飯メニューをお選びください。消費電力はエコ炊飯メニューの場合です。メニューによって異なります。 |
| 象印 圧力IH炊飯ジャー NW-YD10の消費電力(メーカー公式の仕様) | 象印マホービン | 圧力IH・5.5合(0.09〜1.0L)。炊飯時消費電力 1240W、1回あたりの炊飯時消費電力量 140Wh、1時間あたりの保温時消費電力量 16.8Wh(エコ炊飯メニュー)。 | NW-YD10 炊飯時消費電力(W) 1240/1回あたりの炊飯時消費電力量(Wh) 140/1時間あたりの保温時消費電力量(Wh) 16.8/消費電力量は、炊飯量、ご使用メニュー等によって異なります。お買い上げ時はエコ炊飯メニューに設定されています。お好みに合わせて炊飯メニューをお選びください。消費電力はエコ炊飯メニューの場合です。メニューによって異なります。 |
11 件・最終更新 2026年10月6日
定格出力は何W必要? 炊飯器のWで決める判断表
ポータブル電源の定格出力が炊飯器の消費電力より小さいと、炊飯器は動かないか途中で止まります(Jackery の解説)。11機種の消費電力の境目で、足りる電源を分けました。
| 電源の定格出力 | 使える炊飯器(11機種のうち) | この記事の電源で当てはまる機種 |
|---|---|---|
| 300W | なし(最小は JBS-B055 の350W) | Jackery 240 New、Anker Solix C300 |
| 600W | 3合のマイコン式4機種(350〜495W) | BLUETTI EB3A |
| 1,000W | 上の4機種+3合のIH式2機種(700・705W)+5.5合のマイコン式 NL-DT10(660W)の7機種 | BLUETTI AC70 |
| 1,500W以上 | 11機種すべて(最大は NW-YD10 の1,240W) | EcoFlow DELTA 3 Plus・DELTA 3 1500、Anker Solix C1000、Jackery 1000 New・1500 New・2000 New、BLUETTI AC180 |
Jackery は同じ解説で、炊飯開始時に消費電力の1.5〜2倍の電力を短時間使うとし、「炊飯器の消費電力の2倍」と仮定して選ぶよう書いています。象印・タイガーの仕様欄には起動時の値は書かれていません。Jackery はこの起動時の電力を、定格出力か「最大瞬間出力」のどちらかが上回っていればよいとしています。2倍の目安では、3合マイコン(最大495W)は990W、5.5合の圧力IH(最大1,240W)は2,480Wで、Jackery 1500 New(最大瞬間4,000W)・2000 New(瞬間最大4,400W)は瞬間の出力でこれを上回ります。
何回炊ける? 電源11機種と炊飯器3機種の回数
回数は「電源の容量×0.8÷炊飯器の1回の炊飯時消費電力量」の小数点以下を切り捨てた値です。0.8は、Jackery が炊飯の計算式で使っている変換効率です。定格出力が炊飯器の消費電力に届かない組み合わせは「×」にしました。
| 電源 | 容量・定格出力 | 3合マイコン NL-BF05(495W・92.4Wh) | 3合IH NP-GM05(700W・115Wh) | 5.5合IH NW-QC10(1,115W・148Wh) |
|---|---|---|---|---|
| Jackery 240 New | 256Wh・300W | × | × | × |
| Anker Solix C300 | 288Wh・300W | × | × | × |
| BLUETTI EB3A | 268.8Wh・600W | 2回 | × | × |
| BLUETTI AC70 | 768Wh・1,000W | 6回 | 5回 | × |
| EcoFlow DELTA 3 Plus | 1,024Wh・1,500W | 8回 | 7回 | 5回 |
| Anker Solix C1000 | 1,056Wh・1,500W | 9回 | 7回 | 5回 |
| Jackery 1000 New | 1,070Wh・1,500W | 9回 | 7回 | 5回 |
| BLUETTI AC180 | 1,152Wh・1,800W | 9回 | 8回 | 6回 |
| EcoFlow DELTA 3 1500 | 1,536Wh・1,500W | 13回 | 10回 | 8回 |
| Jackery 1500 New | 1,536Wh・2,000W | 13回 | 10回 | 8回 |
| Jackery 2000 New | 2,042Wh・2,200W | 17回 | 14回 | 11回 |
1,000Whクラスの4機種は、定格出力がどれも1,500W以上で、11機種すべての炊飯器に足ります。容量は AC180 の1,152Whが最大で、出力も1,800Wと4機種で最も大きいため、冒頭の結論はこの機種にしました。容量と出力の公式の値は各製品の記事(BLUETTI AC180・Jackery 1500 New ほか)にあり、炊飯器以外の機器と合わせた容量は 容量の計算機 で求められます。
計算で見落としやすい点は? 公式の細則
| 細則 | 公式の記載 | 回数・可否への影響 |
|---|---|---|
| 電力量はエコ炊飯の値 | 象印「消費電力はエコ炊飯メニューの場合です。メニューによって異なります」、タイガー「消費電力量は炊飯量やご使用のメニューによって異なります」 | タイガーは「エコ炊き」を「標準の「白米」メニューより少ない消費電力量で白米を炊くことができる」と説明している(JBS-B055)。白米メニューや炊込みでは、表の回数より減ると見られる |
| 「W×時間」の計算は大きく出る | Jackery の解説の計算例は「400W×35÷60×1÷0.8=約292Wh」 | 消費電力が近い象印 NS-NH05(420W)の公式値は1回95.3Wh(÷0.8で約119Wh)。W×時間で見積もると、回数は公式値の半分以下になる |
| 保温は長いと炊飯1回分を超える | NL-BF05 は1時間あたり10.4Wh | 9時間で93.6Whとなり、炊飯1回(92.4Wh)を超える |
| 電力リフト・SurgePad・X-Boost は定格に数えない | BLUETTI は電力リフトの対象を「電熱線搭載の家電(抵抗負荷)」とし、例に炊飯器を挙げていない。Anker は SurgePad について「精密機器や電圧保護および厳格な電圧要件をもつ機器でのご利用はお控えください」と書いている | 判断は定格出力で行う。AC70(定格1,000W)は電力リフトで2,000Wまでとあるが、5.5合IHの1,100W以上には「×」とした |
| 正弦波かどうか | Jackery は、非正弦波だと炊飯器が「誤作動・加熱ムラ・エラー停止が起きやすい」と書いている | この記事の BLUETTI 3機種は製品ページで純正弦波と書かれている |
試算:2泊3日の車中泊で朝夕に炊くと何Wh?
炊飯器が使う量(公式の電力量の合計)を、電源の容量×0.8(変換効率を引いた、実際に使える量)と比べます。
3合マイコンの NL-BF05 で、朝夕に計4回炊き、毎回1時間保温する場合。 炊飯は92.4Wh×4回で369.6Wh、保温は10.4Wh×4時間で41.6Wh、合計411.2Whです。AC180 の使える量(1,152Wh×0.8=921.6Wh)から引くと約510Wh残り、電気毛布や照明に回せます。BLUETTI EB3A(268.8Wh×0.8=215.04Wh)では2回炊いたところで尽きます。
5.5合IHの NW-QC10 で、同じく4回炊いて毎回1時間保温する場合。 炊飯は148Wh×4回で592Wh、保温は17.6Wh×4時間で70.4Wh、合計662.4Whです。AC180 の921.6Whに収まり、約259Wh残ります。5.5合の2泊3日も AC180 で足ります。
| 使い方(2泊3日・4回炊いて各1時間保温) | 炊飯器が使う量 | 足りる最小の容量の目安 | AC180 の残り(使える量921.6Whから) | 編集部の選択 |
|---|---|---|---|---|
| 3合マイコン(NL-BF05) | 411.2Wh | 514Wh以上 | 約510Wh | BLUETTI AC180 |
| 3合IH(NP-GM05) | 518.8Wh | 649Wh以上 | 約403Wh | BLUETTI AC180 |
| 5.5合IH(NW-QC10) | 662.4Wh | 828Wh以上 | 約259Wh | BLUETTI AC180 |
3合IHの行は、炊飯115Wh×4回+保温14.7Wh×4時間=518.8Whです。「足りる最小の容量の目安」は、炊飯器が使う量を0.8で割った値(容量×0.8がちょうど使う量に等しくなる容量)で、炊飯器以外に使う分は含みません。
向かない人
- 定格300Wの小型機(Jackery 240 New・Anker Solix C300)で炊きたい人。11機種の炊飯器はどれも350W以上です
- 定格1,000Wの BLUETTI AC70 で、電力リフト(2,000Wまで)を使って5.5合のIH・圧力IH(1,100W以上)を炊きたい人。BLUETTI は電力リフトの対象に炊飯器を挙げていません
- AC180 1台で、5.5合を毎日2回、3泊以上炊く人。NW-QC10 の炊飯と1時間の保温を1回165.6Wh(148+17.6)とすると、炊ける回数は AC180(921.6Wh)で5回、Jackery 1500 New(1,228.8Wh)で7回、Jackery 2000 New(1,633.6Wh)で9回です。3泊4日の6回(993.6Wh)は AC180 では足りず、1500 New に収まります。4泊5日の8回(1,324.8Wh)は 1500 New でも足りず、2000 New が必要です
5.5合を3泊4日で毎日2回炊く、または炊飯に加えて電気毛布などで数百Whを使うなら、容量1,536Whで定格2,000Wの Jackery 1500 New を選びます。
出典
- 象印 マイコン炊飯ジャー NS-NH05 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- 象印 マイコン炊飯ジャー NL-BF05 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- 象印 IH炊飯ジャー NP-GM05 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- 象印 マイコン炊飯ジャー NL-DT10・18 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- 象印 IH炊飯ジャー NW-QC10・18 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- 象印 圧力IH炊飯ジャー NW-YD10・18 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- タイガー マイコンジャー炊飯器〈炊きたて〉JBS-B055 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- タイガー マイコンジャー炊飯器〈炊きたて〉JAJ-G550 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- タイガー IHジャー炊飯器〈炊きたて〉JPF-A550 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- タイガー 圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉JPV-C100・C180 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- タイガー 圧力IHジャー炊飯器 JPA-S100 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- Jackery Japan「車中泊で炊飯器を使う|ポータブル電源に必要な容量・出力と失敗しない選び方」(確認日 2026-10-06)
- Jackery ポータブル電源 240 New 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- Jackery ポータブル電源 1000 New 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- Jackery ポータブル電源 1500 New 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- Jackery ポータブル電源 2000 New 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- EcoFlow DELTA 3 Plus 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- EcoFlow DELTA 3 1500 製品ページ(仕様)(確認日 2026-10-06)
- Anker Solix C300 Portable Power Station(A1722)(確認日 2026-10-06)
- Anker Solix C1000 Portable Power Station(A1761)(確認日 2026-10-06)
- BLUETTI EB3A 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- BLUETTI AC70 製品ページ(確認日 2026-10-06)
- BLUETTI AC180 製品ページ(確認日 2026-10-06)
よくある質問
ポータブル電源で炊飯器は何回使えますか
容量×0.8を、炊飯器の公式の「1回の炊飯時消費電力量」で割った回数です(0.8は Jackery が示す変換効率)。3合マイコンの象印 NL-BF05(92.4Wh)なら、BLUETTI AC180(1,152Wh)で9回、Jackery 1500 New(1,536Wh)で13回です。5.5合IHの象印 NW-QC10(148Wh)なら、AC180で6回、1500 Newで8回です。公式の値はエコ炊飯(エコ炊き)メニューの値で、炊飯量やメニューで変わります。
保温も使えますか
使えます。11機種の保温は1時間あたり10.4〜17.8Whです。ただし長く続けると炊飯と同じくらい電気を使い、NL-BF05 は保温9時間(93.6Wh)で炊飯1回分(92.4Wh)を超えます。車中泊では炊いた分を食べきるか、保温を切るのが電池の節約になります。
Jackery のポータブル電源で炊飯器は使えますか
Jackery 240 New(定格300W)は、この記事で調べた11機種の炊飯器のどれにも出力が足りません。1000 New(1,500W)・1500 New(2,000W)・2000 New(2,200W)は11機種すべてに足ります。回数は 1000 New が3合マイコンの NL-BF05 で9回、1500 New が13回、2000 New が17回です。
EcoFlow のポータブル電源で炊飯器は使えますか
DELTA 3 Plus(1,024Wh・定格1,500W)と DELTA 3 1500(1,536Wh・定格1,500W)は、11機種すべての炊飯時の消費電力(最大1,240W)を定格出力で賄えます。NL-BF05 なら DELTA 3 Plus で8回、DELTA 3 1500 で13回です。X-Boost の「最大2000W」は回数の判断に使わず、定格出力で選びます。
この記事の更新
- 2026年10月6日初版。象印6機種・タイガー5機種の製品ページの仕様(炊飯時の消費電力・1回の炊飯時消費電力量・1時間の保温時消費電力量)と、Jackery・EcoFlow・Anker・BLUETTI の11機種の容量・定格出力を確認し、炊ける回数を計算
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目的別ガイドポータブル電源は車内に放置できる?メーカー公式の保管温度は最高45℃|JAF実測の真夏57℃・冬−7℃と16機種の上限一覧【2026年10月】ポータブル電源を夏の日中の車内に放置するのは、JAFの真夏のテストの対策なし・サンシェード装着(車内最高50〜57℃)では、編集部がメーカー公式の温度を確かめた16機種すべてで範囲外です。窓を3cm開けた条件(45℃)でも Anker・BLUETTI は保管上限を5℃超え、Jackery は取扱説明書で45℃以上の車内に放置しないよう書いており、EcoFlow・DJI は上限ちょうどです。冬は機種で分かれ、0℃未満で充電できるのは Jackery 1500 New(−20℃から)だけです。Jackery・EcoFlow・Anker・BLUETTI・DJI の充電・給電・保管温度と、置く期間で変わる上限を一覧にしました。
装備Anker Solix F3800 スペックと価格|3840Wh・200V 対応、公式は販売終了【2026年9月】Anker Solix F3800(3840Wh・定格 5000W・200V 対応・約 60kg)を公式ページから整理。Anker Japan 公式ストアでは販売終了の表示で、いま公式で買える大容量の F3000 との違い、EV 充電、UPS の効かないポート、車に積むときの公式の注意まで。
装備BLUETTI AC200L スペックと価格|2048Wh・2000W、公式は終売【2026年9月】BLUETTI AC200L(2048Wh・定格 2000W・約 28.3kg)を公式ページから整理。BLUETTI 公式ストアでは【終売】・全セット売り切れの表示で、いま公式で 119,000 円(税込)で買える AORA 200(旧Elite 200 V2)との違い、拡張バッテリーで 8192Wh までの組み合わせ、公式の稼働時間の式、保管と置き方の注意まで。
装備BLUETTI Elite 200 V2 スペックと価格|今は AORA 200 の名前で販売・2,073.6Wh・24.2kg【2026年9月】BLUETTI Elite 200 V2(2,073.6Wh・定格 2,200W・24.2kg)は、公式ストアでは「AORA 200(旧Elite 200 V2)」の名前で 119,000 円(税込)で売られています。Elite 200 V2 名の商品ページ(238,000 円)との違い、公式の式で出す稼働時間、車での充電速度、拡張できない点、保管の温度を公式ページと取扱説明書から整理しました。
装備DJI Power 1000 スペックと価格|1024Wh・日本で2000W、公式は在庫切れ【2026年9月】DJI Power 1000(1024Wh・日本版の最大連続出力 2000W・約 13kg)を公式ページから整理。DJI 公式ストアでは 114,400 円・在庫切れの表示で、同じ 1024Wh で 69,850 円・在庫ありの Power 1000 V2 との違い、保証の表示の食い違い、ソーラーと車内電源での充電、寒さと保管の公式の注意まで。
装備DJI Power 2000 スペックと価格|2048Wh・2700W・約22kg、公式125,000円【2026年9月】DJI Power 2000(2048Wh・連続出力 2700W・約 22kg)を DJI 公式ページから整理。公式ストアの表示は 125,000 円(比較表示 255,200 円)。走行中に最大 1000W で充電できる別売の車内超急速充電器、8 つのセットの価格、拡張で最大 22,528Wh、保証 3 年+2 年の条件まで。