車中泊手帖

公式ルール

災害時の車中泊避難はどこ?内閣府の指針と7自治体の場所【2026年9月】|地震では使えない車中避難場所も

災害時の車中泊避難を、内閣府の手引き・取組指針と、千葉市・京都府・広島市・高崎市・静岡市・柏市・長岡市の公式ページで比べました。国は車中泊避難を望ましくないものとしたうえで、自治体が車中泊避難のスペースを事前に公表することを求めています。自治体の「車の避難場所」には、風水害だけが対象で地震では使えない所や、車を浸水から守るための駐車場で車中泊を原則受け入れない所があります。

2026年9月27日 更新公式ページの確認日 2026年9月27日車中泊手帖 編集部

夜の草地に停まるグレーの SUV
写真: Jan Kopřiva(Unsplash)

災害時の車中泊は、国が「望ましいものではない」とする前提の避難です。やむを得ず車で過ごすなら、住んでいる市区町村が公表している車中泊避難の場所に停め、最寄りの避難所で避難者として登録してください。

自治体の「車の避難場所」は中身が違います。京都府・広島市・静岡市の場所は風水害(静岡市は水害)だけが対象で、地震では使えません。静岡市の場所は車を浸水から守るための駐車場で、民間の協力駐車場は車中泊避難者を原則受け入れません。

地震のあとも車で過ごす可能性があるなら、千葉市や高崎市のように「車中泊を選ぶ避難者」のための場所を公表しているかを、住んでいる自治体のページで確かめておくのが先です。

駐車場に停まるシルバーのミニバン
道の駅の駐車場は休憩施設。仮眠はかまわないが、宿泊目的の利用は遠慮を求められている 写真: Ingmar Larsen(Unsplash) (Unsplash License(商用利用可・帰属表示は任意))

7自治体の「車の避難場所」は何が違うか

自治体 何のための場所か 使える災害 滞在の長さ 職員・物資
千葉市 車中泊避難者を集める場所(協定10か所) 対象を限る記載なし 開設は最大3日間程度を想定 記載なし
高崎市 車中泊を選ぶ避難者の場所(12か所) 対象を限る記載なし 中長期なら物資を届ける 職員は常駐しない
京都府 車内で一時的に安全を確保する場所 風水害のみ。地震は不可 一晩を超えるなら避難所へ 職員は原則いない
広島市 車で避難し車内に滞在する場所(指定2か所・協定7か所) 洪水・土砂災害・高潮・内水。地震は不可 長期の避難は不可 物資の提供なし
長岡市 信濃川の氾濫時の一時的な滞在場所 信濃川の氾濫のおそれ 一時的な滞在 記載なし
静岡市 車両を浸水から守る駐車場 水害のみ。地震は対象外 浸水リスクが弱まれば移動 職員・物資なし
柏市 場所の公表なし。車中泊避難は推奨しない ― 長期の避難生活には適さない 避難所で避難者カードを登録

「記載なし」は、編集部が確認した公式ページに書かれていなかった項目です。車中泊を前提にしている千葉市・高崎市と、風水害のあいだ車内で身を守るための京都府・広島市・長岡市、車を守るための静岡市とで、同じ「車の避難場所」でも使い方が違います。

国は車中泊避難をどう位置づけているか

内閣府は令和6年6月に「在宅・車中泊避難者等の支援の手引き」を作り、車中泊避難の考え方を示しています。要点は3つです。

  • 車中泊避難は健康管理や状況把握の面で課題があり望ましいものではなく、長期の生活を送る場所として適切ではない
  • 自治体は車中泊避難を行うためのスペースを平時から検討・公表し、車中泊避難者を集めることを検討する
  • 長期的な車中泊避難は望ましくないため、早期の解消を目指す

内閣府「在宅・車中泊避難者等の支援の手引き」(令和6年6月)の車中泊避難の考え方 の基本データ更新日 2026年9月27日

発行元内閣府(防災担当)
原文の URLhttps://www.bousai.go.jp/taisaku/shien/pdf/tebiki.pdf
要点車中泊避難は健康管理や避難者の状況把握の面で課題があり望ましいものではなく、長期の生活を送る場所として適切ではないことを前提に、自治体ごとに平時から支援方策を検討・準備するよう求めている。車中泊避難を行うためのスペースを平時から検討・公表し、車中泊避難者の集約を検討するとしている。スペースの候補として、指定避難所の駐車スペース、トイレや物資支援のスペースがある大規模な都市公園や商業施設の駐車場、道の駅、平時から車中泊を想定し設備が整った施設(例としてRVパーク)を挙げている。車中泊避難を行うためのスペースは災害救助法の「避難所」に含まれるとしている
原文の引用車中泊避難は健康管理や避難者等の状況把握の面で課題があり望ましいものではないこと、長期の生活を送る場所として適切ではないことを前提に、地域の実情に応じ、自治体ごとに車中泊避難者の支援方策について、平時から検討・準備することが必要である。/車中泊避難を行うためのスペースとしては、指定避難所の駐車スペースのほかにも、大規模な都市公園や商業施設の駐車場であって、トイレや物資支援のスペースが確保されている場所、道の駅、平時からレジャーとして車中泊を行うことを想定し設備が整った施設等の活用も想定される。/■長期的な車中泊避難は望ましくないため、早期の解消を目指す。
施行・確認日確認日 2026-09-27(令和6年6月策定)

出典:

手引きは、緊急時に車で逃げる「避難行動」と、避難所で暮らすべき人がやむを得ず車で生活する「車中泊避難」を分けています。この記事で比べる自治体の場所にも、この2つが混ざっています。

令和6年12月に改定された「避難生活における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」も、車中泊避難者にエコノミークラス症候群の予防物資を配り、本人の情報の登録などで状況を把握することを挙げています。

内閣府「避難生活における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」(令和6年12月改定)の車中泊避難 の基本データ更新日 2026年9月27日

発行元内閣府(防災担当)
原文の URLhttps://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/pdf/2412kankyokakuho.pdf
要点「18 在宅避難等」の中で、車中泊避難は健康面から注意が必要な点も多く、弾性ストッキング等のエコノミークラス症候群の予防に必要な物資の配布が必要であるほか、アウトリーチや自らの情報の登録により状況の把握を進めることが考えられるとしている。車中泊避難を行うためのスペースの候補は手引きと同じく、指定避難所の駐車スペース、大規模な都市公園や商業施設の駐車場、道の駅、車中泊を想定し設備が整った施設を挙げている
原文の引用車中泊避難については、健康面から注意が必要な点も多く、弾性ストッキング等のエコノミークラス症候群の予防に必要な物資の配布が必要であるほか、アウトリーチや自らの情報の登録により、状況の把握を進めることが考えられること。
施行・確認日確認日 2026-09-27(平成25年8月策定、令和6年12月改定)

出典:

車中泊を前提に場所を公表している自治体はどこか

千葉市と高崎市は、車中泊を選ぶ避難者のための場所として一覧を公表しています。

千葉市は、市が指定する場所に車中泊避難者を集めて把握し、支援につなげる方針です。場所は商業施設や大学などとの協定で確保していて、市の要請を受けて施設管理者が安全を確かめてから開きます。

千葉市の車中泊避難場所(協定施設) の基本データ更新日 2026年9月27日

発行元千葉市 総合政策局危機管理部防災対策課
原文の URLhttps://www.city.chiba.jp/sogoseisaku/kikikanri/bosai/shachuhaku.html
要点協定により、災害時に車中泊避難をする避難者や高潮・津波等から退避する車のための避難スペースの確保を進めている。市が指定する場所に車中泊避難者を集約し、避難者を把握して支援体制の向上を図る。車中泊避難場所は市の要請等に基づき、施設管理者が施設の安全を確認した場合に開設し、開設期間は最大3日間程度を想定。協定施設は令和6年4月時点で10か所(ほかに非公表施設1か所)
原文の引用車中泊避難場所は、市の要請等に基づき、施設管理者が施設の安全を確認した場合に開設します。開設期間は最大3日間程度を想定しています。ただし、施設の安全が確認できない場合や外部からの受入れが困難な場合などは、開設することができない場合があります。
施行・確認日確認日 2026-09-27(ページの更新日 2024年9月12日。施設一覧は令和6年4月時点)

出典:

高崎市は、プライバシーやペットの世話を理由に車中泊を選ぶ避難者のための場所として 12 か所を載せています。職員は常駐しませんが、各施設に24時間使えるトイレがあり、避難が中長期に及ぶ場合は支援物資を届けるとしています。

高崎市の車中避難場所 の基本データ更新日 2026年9月27日

発行元高崎市 総務部防災安全1課・2課
原文の URLhttps://www.city.takasaki.gunma.jp/page/3350.html
要点プライバシーの確保やペットの世話などの理由で指定避難所ではなく車中泊を選ぶ避難者が、車で避難できる場所として12か所を公表している。職員は常駐しないが、避難が中長期に及ぶ場合は支援物資を届ける。各施設に24時間使用可能なトイレがある。城南立体駐車場とGメッセ群馬立体駐車場は開設時に限って利用でき、開設は市ホームページや安心ほっとメールで知らせる。倉渕地域と新町地域は対象外としている
原文の引用災害時の避難において、プライバシーの確保やペットの世話など様々な理由により、指定避難所ではなく、車中泊を選択する避難者の方が、車での避難を可能とする場所です。/避難所には職員は常駐しません。ただし、避難が中長期におよぶ場合には、支援物資等をお届けいたします。/避難所には24時間使用可能なトイレがあります。
施行・確認日確認日 2026-09-27(ページの更新日 2026年7月6日)

出典:

風水害の「車中避難場所」に泊まれるか

一時的には過ごせますが、泊まり続ける場所ではありません。京都府・広島市・長岡市の場所は、大雨や川の氾濫のおそれがあるあいだ、車内で身の安全を確保するための場所です。

京都府は、風水害時のみの利用で地震の際は使えないこと、避難が概ね一晩を超えるなら最寄りの避難所へ移ることを求めています。民間施設は原則として営業時間終了までで、通常の駐車料金がかかる場合もあります。

京都府の車中避難場所(風水害時) の基本データ更新日 2026年9月27日

発行元京都府 危機管理部災害対策課
原文の URLhttps://www.pref.kyoto.jp/hinan/syatyuuhinan.html
要点風水害時に、自宅や親戚・知人宅に災害の危険があり指定緊急避難場所に避難できない場合に、車で緊急避難して車内で安全を確保する場所を掲載している。災害対策基本法に基づき市町村長が指定したものではない。風水害時のみで地震の際は利用できない。開設は所在する市区町村で避難指示が発令された時。民間施設は原則として営業時間終了まで。原則として府市町村職員の配置はなく、通常の駐車料金がかかる場合がある。概ね一晩を超えて避難する状況になった場合は最寄の避難所へ避難するよう求めている
原文の引用風水害時のみの利用としてください。地震の際はご利用できません。/車中避難場所が開設されるタイミングは、所在する車中避難場所の市区町村において、避難指示が発令された時となります。/車中避難場所によっては、通常の駐車料金がかかる場合があります。/避難情報の解除が長引き、概ね一晩を超えて避難する状況に陥った際は、エコノミークラス症候群の予防のため、避難者各自で、最寄の避難所へ避難するようにお願いします。
施行・確認日確認日 2026-09-27(ページの更新日 2026年9月5日)

出典:

広島市は、市職員を派遣して運営する「車中避難用指定緊急避難場所」と、協定で施設が開く「車中一時避難場所」の2種類を公表しています。どちらも地震では使えず、物資の提供はありません。

広島市の車による避難場所(車中避難用) の基本データ更新日 2026年9月27日

発行元広島市 危機管理室 災害予防課
原文の URLhttps://www.city.hiroshima.lg.jp/saigaiinfo/saigai/1021037/1013431.html
要点洪水、土砂災害、高潮、内水から車で避難し車内での滞在を希望する人(高齢で徒歩での避難が困難な人、ペット同伴避難を希望する人など)が対象で、地震の際の避難場所としては使えない。災害対策基本法に基づき市職員を派遣して運営する「車中避難用指定緊急避難場所」2か所(ラクア緑井 4階駐車場 380台、ジ・アウトレット広島 南駐車場内立体駐車場 1,033台)と、施設所有者との協定で開設し市職員の派遣がない「車中一時避難場所」7か所がある(令和8年6月5日時点)。物資の提供はなく、自宅が被災し長期的に避難する場合には使えない
原文の引用(※地震の際の避難場所としては使用できません。)/自宅が被災し長期的に避難する場合や地震(津波・大火)に伴う避難場所としてはご利用できません。/物資の提供は行いませんので、毛布、飲料水、食料等の必要なものは、避難者自身でご用意ください。/「車中一時避難場所」(下記参照)には、管理運営職員が常駐しないため、避難者自身によりエコノミークラス症候群や熱中症等に十分注意してください。
施行・確認日確認日 2026-09-27(ページの更新日 2026年7月15日。一覧は令和8年6月5日時点)

出典:

長岡市は、信濃川の氾濫のおそれがあるときに、浸水しない地域の公共施設の駐車場などを順次開放します。一覧には道の駅の駐車場も入っています。

長岡市の車中避難場所(信濃川の氾濫時) の基本データ更新日 2026年9月27日

発行元長岡市
原文の URLhttps://www.bousai.city.nagaoka.niigata.jp/preparing/evac-in-car_nor.html
要点信濃川の氾濫の恐れがある場合に避難情報(信濃川早期警戒情報、警戒レベル3「高齢者等避難」等)を出し、浸水しない地域にある公共施設の駐車場などを車での避難の一時的な滞在場所として順次開放する。開放した施設の開設状況・混雑状況はページで更新する。掲載施設には道の駅・良寛の里わしま和らぎ家駐車場(70台)や国営越後丘陵公園駐車場(2,141台)、見附市内の施設も含まれる。天候や施設の利用状況によっては開放できない場合がある
原文の引用信濃川の氾濫の恐れがある場合、避難情報を発出(信濃川早期警戒情報、警戒レベル3「高齢者等避難」等)し、浸水しない地域にある公共施設の駐車場などを車での避難の一時的な滞在場所として、施設の利用状況等を踏まえ順次開放します。/※天候や施設の利用状況によっては開放できない場合があります。
施行・確認日確認日 2026-09-27

出典:

静岡市の「車両の避難場所」で車中泊できるか

原則できません。静岡市の水害時の駐車場は、車そのものを浸水から守るための場所です。民間の協力駐車場の注意事項には「原則、車中泊避難者の受け入れは行いません」と書かれています。

静岡市の水害時における車両の避難場所 の基本データ更新日 2026年9月27日

発行元静岡市 危機管理局危機管理課
原文の URLhttps://www.city.shizuoka.lg.jp/s4268/s013061.html
要点車両を水害から守るための避難場所で、台風の接近などで市内で相当程度の浸水被害が想定される場合のみ利用できる。水害のみが対象で地震は対象外。市の水害時緊急避難公共駐車場は3施設(計1,030台分)で、利用可能としている間は無料で24時間利用できる。民間の水害時緊急避難協力駐車場は13施設(計2,501台分)(いずれも2026年6月1日時点)。協力駐車場の注意事項に「原則、車中泊避難者の受け入れは行いません」とある。市職員の配置と物資の提供はない
原文の引用台風の接近などにより、市内で相当程度の浸水被害が想定される場合のみ、利用可能となります。/「水害時緊急避難公共駐車場」として利用可能としている場合は、無料で24時間ご利用いただけます。(車両の出入庫も可能)/原則、車中泊避難者の受け入れは行いません。/対象とする災害は水害時のみとし、地震は対象外とします。
施行・確認日確認日 2026-09-27(ページの更新日 2026年7月14日。施設は2026年6月1日時点)

出典:

名前が似ていても、車を置いておく場所と、人が車内で避難する場所は別物です。住んでいる自治体の場所がどちらなのかは、ページの説明文で見分けられます。

場所を公表していない自治体ではどうするか

最寄りの避難所で避難者として登録します。柏市は車中泊避難を推奨していないと明記したうえで、やむを得ず選ぶ場合の注意点を載せています。

柏市の車中泊避難についての案内 の基本データ更新日 2026年9月27日

発行元柏市 危機管理部防災安全課
原文の URLhttps://www.city.kashiwa.lg.jp/bosaianzen/anshinanzen/disaster/disaster_ready/syatyuuhaku.html
要点車中泊避難はエコノミークラス症候群の危険性が指摘されていることなどから長期の避難生活には適さず、一般的に推奨されない避難方法で、柏市も推奨していない。やむを得ず選ぶ場合の注意点を示し、避難所外で避難する場合も、安否確認や情報・物資提供のため最寄りの避難所で避難者カードの登録を行う必要があるとしている。避難所敷地内で車中泊避難する場合は車両の移動を求めることがある
原文の引用車中泊避難は、同じ姿勢をとり続けることによるエコノミークラス症候群の危険性が指摘されていることなどから、長期の避難生活には適さず、一般的には推奨されない避難方法となっており、柏市においても推奨しておりません。/避難所外(車中泊等)で避難を行う場合であっても、安否確認や情報・物資提供のため、最寄りの避難所で避難者カードの登録を行う必要がございます。
施行・確認日確認日 2026-09-27(ページの更新日 令和8(2026)年3月23日)

出典:

柏市は、車中泊など避難所の外で避難する場合も、安否確認や情報・物資提供のため最寄りの避難所で避難者カードの登録が必要としています。避難所の敷地で車中泊する場合は、運営上の必要で車の移動を頼むことがあるとも書いています。

道の駅やRVパークは災害時の受け入れ先になるか

国の手引きと取組指針は、車中泊避難のスペースの候補に、指定避難所の駐車スペース、トイレや物資支援の場所がある大規模な公園や商業施設の駐車場、道の駅、平時から車中泊を想定して設備が整った施設を挙げています。手引きは例として RVパークを挙げ、24時間使えるトイレや 100V 電源などの設備が災害時にも有効と考えられるとしています。

ただし、これは自治体が場所を選ぶときの候補です。道の駅や RVパークが災害時に車中泊避難者を受け入れるかは、自治体の公表する一覧に載っているかで決まります。長岡市の一覧には道の駅の駐車場が入っていました。平時の道の駅について、国土交通省は車内での仮眠はかまわないが、駐車場など公共空間での宿泊利用は基本的に遠慮してほしいとしています(道の駅の車中泊の公式見解)。

自治体は車中泊避難のどんな健康被害に注意を促しているか

エコノミークラス症候群と一酸化炭素中毒です。どちらも、自治体のページが予防策を載せています。

  • 京都府は「車中避難を行っている際は、長時間、エンジンをかけ続けないようにして下さい」「エンジンをかける際は、30分~1時間間隔で換気するようにして下さい」としています
  • 京都府は、大雪で排気口(マフラー)が雪に埋もれると一酸化炭素中毒のリスクが高くなるため、車での避難を控えるよう求めています
  • 広島市は、エコノミークラス症候群の予防として「座席は可能な限り水平にして横になりましょう」「こまめに水分を取ったり、軽い運動を行いましょう」を挙げています
  • 高崎市は「夜間等の就寝時にエンジン、エアコンをつけたままにすることは、一酸化炭素中毒となる危険性があります」としています

内閣府の手引きも、夏は高温や熱中症、冬は低温や積雪でマフラーが埋まることによる一酸化炭素中毒に注意が必要としています。

このページが向かない人は

次に当てはまる人は、このページより先に住んでいる市区町村の防災ページを開いてください。

  • 地震のあと数日以上、車で暮らすことを考えている人(比べた場所の多くは風水害の一時避難向けです)
  • 災害時ではなく、平時の旅で泊まれる場所を探している人

災害時の電源の備えは 1000Wh クラスのポータブル電源の比較、平時に車中泊できる RVパーク併設の道の駅は RVパーク併設の道の駅の一覧にまとめています。

出典

よくある質問

災害のとき、車中泊で避難してもいいのですか?

禁止はされていませんが、国は望ましい避難とはしていません。内閣府の手引きは、車中泊避難は健康管理や状況把握の面で課題があり望ましいものではなく、長期の生活の場所として適切ではないことを前提に、自治体が支援方策を準備するよう求めています。柏市は車中泊避難を推奨していないと明記しています。

車中泊避難はどこに停めればいいですか?

住んでいる市区町村が公表している車中泊避難の場所です。内閣府の手引きは、自治体が車中泊避難のスペースを事前に公表し、そこへ誘導することを検討するよう求めています。千葉市・広島市・高崎市・長岡市などは場所の一覧を公式ページに載せています。

地震のときも自治体の車中避難場所は使えますか?

使えない所があります。京都府の車中避難場所と広島市の車による避難場所は地震の際は使えず、静岡市の車両の避難場所も水害だけが対象です。千葉市と高崎市のページには、対象を風水害に限る記載はありませんでした。

車中泊避難でも避難所に行く必要はありますか?

あります。柏市は、車中泊など避難所の外で避難する場合も、安否確認や情報・物資提供のため最寄りの避難所で避難者カードの登録が必要としています。内閣府の取組指針も、車中泊避難者の状況を本人の情報の登録などで把握することを挙げています。

この記事の更新

  • 2026年9月27日初版。内閣府の手引き(令和6年6月)と取組指針(令和6年12月改定)の車中泊避難の位置づけと、千葉市・京都府・広島市・高崎市・静岡市・柏市・長岡市の車中泊避難・車の避難場所の条件を掲載

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