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アトレーで車中泊は何cm・何人まで?荷室長1,820mm・幅1,265mm|ダイハツ公式の寸法と純正デッキボード【2026年10月】

アトレー(RS・X)の車中泊で寝る場所は、リヤシートを足元に沈めた荷室です。ダイハツの主要諸元表では荷室長1,820mm・荷室幅1,265mm・荷室高1,215mm(2名乗車時)で、2人なら1人あたり632.5mmです。純正の収納式デッキボードセット(209,880円)のベッド面は長さ1,750mm×幅1,110mmで、荷室より70mm短くなります。ハイゼット カーゴとの荷室長の差(最大95mm)、グレード別の装備、純正カーテン・シェードの価格と注意書きもまとめました。

更新公式ページの確認日 2026年10月8日車中泊手帖 編集部

青空の下の白いバン
写真: Julian Hanslmaier(Unsplash)

アトレーで車中泊するなら、寝る場所はリヤシートを足元に沈めた荷室で、ダイハツの主要諸元表では荷室長1,820mm・荷室幅1,265mm・荷室高1,215mm(RS・X、2名乗車時)です。 大人2人なら1人あたり632.5mmの幅で、頭から足まで1,820mmまでの人が並んで寝られます。純正の収納式デッキボードセットを広げるとベッド面は長さ1,750mm×幅1,110mmになり、下に荷物を置ける代わりに長さが70mm、幅が155mm減ります。編集部の結論は、寝る長さ1,750mmまでの2人で荷物も積むなら純正デッキボード、1,750mmを超える人がいるなら荷室の床に直接マットを敷く形です。1,820mmを超える人は、ハイゼット カーゴのデラックス系(荷室長1,915mm)が候補になります。

車内から見た山
写真: LIM ENG(Unsplash) (Unsplash License(商用利用可・帰属表示は任意))

アトレーの荷室は何mm? ダイハツ公式の寸法

アトレーのグレードは RS・X・アトレーデッキバンの3つで、「車中泊仕様」という名前のグレードはありません。荷室の寸法が公表されているのは、箱型の RS と X です。寝る場所に関係する値は次のとおりです(WEBカタログ 2026年6月の主要諸元表ほか)。

項目 RS・X の公表値 注記
荷室長 1,820mm(2名乗車時)/1,005mm(4名乗車時) 主要諸元表
荷室幅 1,265mm(2名乗車時)/1,410mm(4名乗車時) 主要諸元表
荷室高 1,215mm 主要諸元表
ラゲージルーム容量 1,275L デッキバンを除く全車。VDA方式によるダイハツ測定値
乗車定員・最大積載量 2名《4名》・350kg《250kg》 《 》内は4名乗車時
室内長・室内幅・室内高 項目なし 荷室寸法で公表

荷室幅は、2名乗車時(1,265mm)の方が4名乗車時(1,410mm)より狭く書かれています。どこで測った幅かの注記は主要諸元表にないため、この記事では寝る幅を狭い側の1,265mmで計算します。

アトレーデッキバンは4名乗車で、主要諸元表の寸法は荷台(長さ880mm・幅1,360mm・高さ610mm)です。カタログは後席両側を倒すと「広くてフラットなユーティリティスペース」になると書いていますが、キャビンの長さは公表されていません。

ダイハツ アトレー の基本データ更新日 2026年10月8日

メーカーダイハツ工業
公式ページhttps://www.daihatsu.co.jp/lineup/atrai/
公式スペック
グレード
RS・X(乗車定員 2名《4名》)/アトレーデッキバン(乗車定員 4名)。《 》内は4名乗車時
荷室長
RS・X 1,820mm(2名乗車時)/1,005mm(4名乗車時)
荷室幅
RS・X 1,265mm(2名乗車時)/1,410mm(4名乗車時)
荷室高
RS・X 1,215mm
ラゲージルーム容量
1,275L(アトレーデッキバンを除く全車。VDA方式によるダイハツ測定値)
バックドア開口幅
1,310mm(社内測定値)
室内寸法の公表
主要諸元表に室内長・室内幅・室内高の項目なし(荷室寸法で公表)
アトレーデッキバンの荷台寸法
長さ 880mm/幅 1,360mm/高さ 610mm(荷台寸法。キャビンの長さの公表なし)
全長/全幅/全高
3,395/1,475/1,890mm
最大積載量
RS・X 350kg《250kg》/アトレーデッキバン 250kg
リヤシート
水平格納式リヤシート(セパレートタイプ)。RS・X・アトレーデッキバンに標準装備
公式の車中泊の記載
「リヤシートを足元スペースに収めて、荷室を拡大できる水平格納式リヤシートを採用。フラットな広々とした空間は、レジャーの休憩や車中泊に活かせます。」
前席
運転席シートスライド 220mm&リクライニング(全車)/助手席シートスライド RS・X 170mm、アトレーデッキバン 120mm(&リクライニング)
換気
ポップアップ機構付リヤガラス(全車標準装備)。「エンジンオフ時でも、ポップアップ機構付リヤガラスで簡単に車内の換気が可能です。」
荷室の電源
荷室アクセサリーソケット(12V)は RS に標準装備(X・アトレーデッキバンは設定なし)
エアコン
RS・アトレーデッキバン オート/X マニュアル。リヤヒーターは4WD車に標準装備
デッキサイドポケット(左右)・大型LED荷室灯
RS・X に標準装備
メーカー希望小売価格(消費税込み)
RS 2WD 1,859,000円・4WD 2,013,000円/X 2WD 1,738,000円・4WD 1,892,000円/アトレーデッキバン 2WD 2,101,000円・4WD 2,255,000円
価格・セールの履歴
日付プラン価格
2026-10-08RS(2WD)1,859,000円(税込)
2026-10-08RS(4WD)2,013,000円(税込)
2026-10-08X(2WD)1,738,000円(税込)
2026-10-08X(4WD)1,892,000円(税込)
公式の注意書き室内空間・荷室(水平格納式リヤシート): ■必ず停車した状態で、ご利用ください。■荷室に人がいる状態で走行しないでください。/■安全のため、シートの背もたれを必要以上に倒した状態で走行しないでください。シートベルトの性能が十分に発揮されない場合があります。■安全のため、助手席を倒した状態で走行しないでください。/アクセサリー(収納式デッキボードセット): ※ベッド状態での走行不可。(走行時は収納状態としてください)

出典:

寝る場所はどこ? 水平格納式リヤシートと公式の注意

ダイハツは室内空間・荷室のページで、車中泊に使う形をはっきり書いています。「リヤシートを足元スペースに収めて、荷室を拡大できる水平格納式リヤシートを採用。フラットな広々とした空間は、レジャーの休憩や車中泊に活かせます。」同じ箇所の注意は「■必ず停車した状態で、ご利用ください。」「■荷室に人がいる状態で走行しないでください。」です。

水平格納式リヤシート(セパレートタイプ)は、RS・X・アトレーデッキバンの全車に標準装備です。

荷室長1,820mmは2名乗車時、つまり運転席と助手席を使う位置での長さです。前席を倒して後ろとつなげたときの長さは、主要諸元表にも室内空間のページにもありません。ページの注記にあるのは「■安全のため、助手席を倒した状態で走行しないでください。」までです。

荷室には、車中泊を名指しした装備が2つあります。「エンジンオフ時でも、ポップアップ機構付リヤガラスで簡単に車内空気の換気が可能です。」とされるポップアップ機構付リヤガラス(全車標準装備)と、「車中泊時にも便利に使えて」とされるデッキサイドポケット(左右、RS・Xに標準装備)です。

何cm・何人まで? 長さと幅の判断表

長さは、寝る人の頭から足まで(枕などの余裕を含む)で分かれます。

寝る人の長さ ダイハツの公表値で言えること
1,750mm まで 純正デッキボードの上(1,750mm)でも、荷室の床(1,820mm)でも収まる
1,750mm を超え 1,820mm まで 荷室の床なら収まる。デッキボードのベッド面は超える
1,820mm を超え 1,915mm まで アトレーの荷室長を超える。ハイゼット カーゴのデラックス・スペシャルクリーン・スペシャル(1,915mm)なら収まる
1,915mm を超える どちらも2名乗車時の荷室長を超え、公表値で入る形がない

幅は、寝る面の幅を人数で割ります。

寝る人数 荷室の床(1,265mm) 純正デッキボード(1,110mm)
1人 1,265mm 1,110mm
2人 632.5mm 555mm
3人 約422mm 370mm

試算の例です。寝る長さ1,700mmと1,600mmの2人なら、デッキボードの上で長い方の人にも50mmの余裕があり、幅は1人555mmです。1,800mmの人がいると、デッキボードのベッド面1,750mmを50mm超えます。荷室の床にマットを敷けば1,820mmに対して20mmの余裕で収まり、幅は1人632.5mmに広がります。

デッキボードの上の高さも確かめておきます。荷室高1,215mmからボード下高さ440mmを引くと775mmです。ボードの厚みは公表されていないので、ボードの上に座ったときの頭上はこれより狭くなります。ダイハツも、サイドバーやオーバーヘッドネットなどを付けると「収納式デッキボードのベッド状態で使用する時の、頭上隙が狭くなります。」と書いています。

ハイゼット カーゴとの違いは? 荷室長は最大95mm

全長3,395mm・全幅1,475mm・全高1,890mm・ホイールベース2,450mmがアトレーと同じハイゼット カーゴは、グレードで荷室長が2通りあります。各車のWEBカタログの主要諸元表で比べました。

車種・グレード 荷室長(2名乗車時) 荷室幅(2名乗車時) 荷室高
アトレー RS・X 1,820mm 1,265mm 1,215mm
e-アトレー(RS) 1,820mm 1,265mm 1,215mm
ハイゼット カーゴ クルーズターボ・クルーズ 1,820mm 1,265mm 1,225mm
ハイゼット カーゴ デラックス・スペシャルクリーン・スペシャル 1,915mm 1,270mm 1,250mm

寝る長さで比べると、ハイゼット カーゴのデラックス系はアトレーより95mm長く、幅も5mm広い値です。ハイゼット カーゴのカタログには、助手席シートスライドを最前端にした際の助手席後端からバックドアまでの「荷室フロア長」1,965mm(2名乗車時、デラックス系の値、社内測定値)も載っています。アトレーのカタログにはこの項目がありません。

電気自動車の e-アトレーは、荷室の寸法がアトレーと同じです。アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/1個/非常時給電システム付)が全車に標準装備で、総電力量は36.6kWhです。カタログには「車両の普通充電中はご使用できません。」とあります。EVで一晩エアコンを使うときの電池の減り方は EVで車中泊、エアコン一晩で電池は何%減る? にまとめています。

グレードで何が違う? RS と X の寝るときに関係する装備

寝る場所の寸法は RS と X で同じです。違いは荷室まわりの装備で、主要装備一覧表から寝るときに関係するものを抜き出しました。

装備 RS X アトレーデッキバン
水平格納式リヤシート(セパレートタイプ) 標準 標準 標準
荷室アクセサリーソケット(12V) 標準 なし なし
デッキサイドポケット(左右)・大型LED荷室灯 標準 標準 なし
エアコン オート マニュアル オート
リヤヒーター 4WD車 4WD車 4WD車

荷室で12Vの電源を使えるのは RS だけです。メーカー希望小売価格(消費税込み)は RS が2WD 1,859,000円、X が2WD 1,738,000円で、差は121,000円です。

ダイハツ アトレー の公式ストア価格の記録(最終確認 2026-10-08)

確認日プラン・種別公式ストア価格
2026-10-08X(4WD)1,892,000円(税込)
2026-10-08X(2WD)1,738,000円(税込)
2026-10-08RS(4WD)2,013,000円(税込)
2026-10-08RS(2WD)1,859,000円(税込)

公式ページで確認した日ごとの記録です。改定があれば行を足します。

純正の車中泊グッズは? デッキボード・カーテン・シェードの価格と注意書き

ダイハツのアトレー用アクセサリー(積載&荷室アイテム)から、寝る場所の周りに使えるものです。価格と記載はページの表示をそのまま写しています。ページの注記は「※表示価格は消費税込みの価格です。標準取付費については地域により異なる場合があります。」です。

用品 適用 価格(公式の表示) 公式の記載と注意
収納式デッキボードセット RS、X ¥209,880【消費税抜き¥190,800(本体価格¥180,000+標準取付費¥10,800)】 展開時サイズ:長さ1,750×幅1,110×ボード下高さ440㎜。展開時最大積載荷重:200kg。収納時サイズ:長さ880×幅1,110×ボード下高さ440㎜。収納時最大積載荷重:20kg。※ベッド状態での走行不可。
カーテン RS、X ¥42,240【消費税抜き¥38,400(本体価格¥24,000+標準取付費¥14,400)】 ※走行中は視界を妨げないようにカーテンを開けてください。※別途交換部品が必要になります。
セパレーターカーテン 全車 ¥15,840【消費税抜き¥14,400(本体価格¥9,000+標準取付費¥5,400)】 ※走行中は視界を妨げないようにセパレーターカーテンを開けてください。
フロントプライバシーシェード(網戸付) 全車 ¥26,400【消費税抜き¥24,000(本体価格)】 ※走行中は使用しないでください。

収納式デッキボードセットは、ラゲージボード(2枚セット)・荷室フック(2個セット)・荷室マット(3mm)・ラゲージカーペットマットと同時に付けられません。床を守るマット類とは併用できない組み合わせです。積載&荷室アイテムのページに寝具として使うマットは載っておらず、ボードの上に敷くものは別に用意することになります。

純正でそろえる試算です。収納式デッキボードセット+カーテン+フロントプライバシーシェード(網戸付)で、209,880円+42,240円+26,400円=278,520円(消費税込み、表示の標準取付費を含む)です。カーテンの別途交換部品の費用はページに出ていないので、この額には入っていません。デッキボードを使わず荷室の床に寝るなら、カーテンとシェードで68,640円です。

マットの選び方は ベッドキット・マットの選び方、窓は 遮光・目隠しの選び方 と 網戸・シェードの選び方、ほかの軽やミニバンと室内長を比べるなら 車種別フルフラット化、同じ軽キャブオーバーバンの エブリイで車中泊 もあります。

エアコンをつけたまま寝てよい? ダイハツの記載

この記事で開いたアトレーの公式ページ・カタログ・アクセサリーページには、エンジンをかけたまま寝ることについての記載はありませんでした。ダイハツが書いているのは、ポップアップ機構付リヤガラスで「エンジンオフ時でも」換気できること、4WD車のリヤヒーターを「リヤシートの足元へ温風を吹き出し、寒い日でも快適です。」と説明していることまでです。e-アトレーのカタログは「エアコンは電力消費が大きいため、航続可能距離への影響も大きくなります。」としています。一酸化炭素とエコノミークラス症候群の公式資料は 車中泊の危険と公式資料 にまとめています。

向かない人

  • 頭から足まで1,820mmを超える長さで寝たい人(2名乗車時の荷室長を超えます。ハイゼット カーゴのデラックス系は1,915mm)
  • 大人3人で横に並んで寝たい人(荷室の床でも1人あたり約422mmです)
  • 純正デッキボードの上で、2人とも幅600mm以上で寝たい人(ベッド面の幅1,110mmで1人あたり555mmです)

寸法の原典は アトレー WEBカタログ(ダイハツ公式・PDF) の主要諸元表、純正アクセサリーは アトレー 積載&荷室アイテム(ダイハツ公式) で見られます。

出典

よくある質問

アトレーで車中泊すると、何cmまで寝られますか

RS・Xの荷室長(2名乗車時)は1,820mmで、頭から足まで1,820mmまでなら荷室の床に収まります。純正の収納式デッキボードセットを広げたベッド面は長さ1,750mmで、こちらは1,750mmまでです。4名乗車時(後席を使うとき)の荷室長は1,005mmです。

アトレーの車中泊は2人で寝られますか

荷室幅(2名乗車時)1,265mmを2人で分けると1人あたり632.5mmです。純正デッキボードのベッド面(幅1,110mm)なら1人あたり555mmです。乗車定員は2名《4名》で、3人で並ぶと荷室の床でも1人あたり約422mmになります。

アトレーの純正の車中泊キットやベッドはありますか

ダイハツのアクセサリーに「収納式デッキボードセット」があり、RS・Xに付けられます。価格は¥209,880(消費税込み・標準取付費¥10,800を含む)で、展開時は長さ1,750×幅1,110×ボード下高さ440mm、展開時最大積載荷重200kgです。ベッド状態のままでは走れません。ラゲージカーペットマットなどとは同時に付けられません。

アトレーとハイゼット カーゴ、車中泊ではどちらが長く寝られますか

荷室長(2名乗車時)は、アトレー RS・Xとハイゼット カーゴのクルーズターボ・クルーズが1,820mm、ハイゼット カーゴのデラックス・スペシャルクリーン・スペシャルが1,915mmで、95mm長くなります。荷室幅はそれぞれ1,265mmと1,270mmです。

アトレーの車中泊ベッドをDIYで作るとき、公式の数字はどれを見ればよいですか

主要諸元表の荷室長1,820mm・荷室幅1,265mm(いずれも2名乗車時)・荷室高1,215mmです。荷物とベッドと人を足した重さは最大積載量(2名乗車時 350kg)の範囲内です。標準装備のユースフルナットは17箇所で、使うときは一部加工が必要とダイハツは書いています。

この記事の更新

  • 2026年10月8日初版。ダイハツ アトレーの主要諸元表(WEBカタログ 2026年6月)・主要装備一覧表・室内空間・荷室・快適装備・グレード・価格のページ、アクセサリー(積載&荷室アイテム)、ハイゼット カーゴ WEBカタログ(2026年6月)、e-ハイゼット カーゴ/e-アトレーのグレード一覧とWEBカタログ(2026年2月)を確認

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