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RAV4で車中泊は何cmまで?後席を倒した奥行き1,806mm・室内長1,880mm|フルフラットと傾きの公表値・純正用品【2026年10月】

RAV4の車中泊は、後席を倒した荷室で寝る形です。トヨタが公表する荷室の奥行き(2名乗車時)は1,806mm、最小幅は1,002mm、室内長は1,880mm(社内測定値)です。後席を倒したときの傾きや段差の数値は公表されておらず、トヨタの純正用品カタログは倒した状態を「フラットな状態」と書いています。寝る長さで分けた判断表、2人で寝るときの幅、ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車の違い、純正用品の価格をまとめました。

更新公式ページの確認日 2026年10月9日車中泊手帖 編集部

大きな岩の前でトランクを開けた車
写真: Jackery Power Station(Unsplash)

RAV4の車中泊は、後席を倒した荷室で寝る形です。 トヨタが公表する荷室の奥行き(2名乗車時)は1,806mm、最小幅は1,002mm、室内長は1,880mm(社内測定値)です。編集部の結論は、頭から足まで1,806mm以内の人が1人で寝るならRAV4の荷室で足り、2人なら1人あたりの幅が501mmまで狭くなる前提で選ぶです。後席を倒したときの傾きや段差は公表されていないので、床をならすマットは市販品から選びます。

車内から見た山
写真: LIM ENG(Unsplash) (Unsplash License(商用利用可・帰属表示は任意))

RAV4の荷室は何mm? 後席を倒した奥行きと室内長

トヨタの室内空間ページの「ラゲージ寸法」(ハイブリッド車の数値)と、主要諸元表の室内寸法は次のとおりです。

項目 公表値 出典の注記
荷室の奥行き(2名乗車時) 1,806mm 写真は後席を倒した状態。ハイブリッド車の数値
荷室の奥行き(5名乗車時) 961mm ハイブリッド車の数値
荷室の幅 最小1,002mm/最大1,386mm 最大幅はデッキサイドポケット部を含むと1,540mm
荷室の高さ 上段847mm/下段933mm デッキボードの位置による
室内長・幅・高 1,880mm・1,525mm・1,220mm 社内測定値。パノラマムーンルーフ装着時の室内高は1,210mm

確認した4つの公式資料(室内空間ページ・主要諸元表・取扱説明書・アクセサリーカタログ)で、後席を倒した荷室の長さの数値はこの1,806mmだけです。測るときの前席の位置は書かれていません。室内長1,880mmは室内全体の長さで、寝られる長さとして公表された値ではありません。

トヨタ RAV4 の基本データ更新日 2026年10月9日

メーカートヨタ自動車
公式ページhttps://toyota.jp/rav4/usability/
公式スペック
室内長
1,880mm
室内幅
1,525mm
室内高
1,220mm
室内寸法の表記
社内測定値(※6)
ルーフ装着時の室内高
パノラマムーンルーフを装着した場合、室内高は 1,210mm
乗車定員
5 名
荷室の奥行き(2名乗車時)
1,806mm(ラゲージ寸法。ハイブリッド車の数値。写真は後席を倒した状態)
荷室の奥行き(5名乗車時)
961mm(ハイブリッド車の数値)
荷室の幅
最小幅 1,002mm/最大幅 1,386mm(デッキサイドポケット部を含んだ場合は1,540mm)
荷室の高さ
デッキボード上段時 847mm(パノラマムーンルーフを装着した場合は816mm。プラグインハイブリッド車は842mm、パノラマムーンルーフを装着した場合は813mm)/デッキボード下段時 933mm(パノラマムーンルーフを装着した場合は896mm。プラグインハイブリッド車にデッキボード下段はありません)
ラゲージ容量
749L(デッキボード下段時。デッキボード上段時は705L、プラグインハイブリッド車は672L。VDA法による社内測定値)
リヤシート
6:4分割可倒式リヤシート(リクライニング機能[2段階]付)(全車標準装備)
デッキボード
ハイブリッド車 2段(デッキアンダートレイ収納スペース)リバーシブル機能付/プラグインハイブリッド車 1段
後席を倒したときの傾き・段差の公表値
主要諸元表・室内空間ページ・取扱説明書(RAV4 HEV 2025.12~)・アクセサリーカタログに記載なし
アクセサリーコンセント
AC100V・1500W/非常時給電システム付/ラゲージルーム右側。「合計1500W以下の電気製品をご使用ください。ただし、1500W以下の電気製品でも正常に作動しない場合があります。」
アクセサリーソケット
DC12V・120W(全車標準装備)
充電用USB端子(Type-C)
フロント2個 45W:Z、GR SPORT/15W:Adventure。リヤ2個 15W(全車)
価格・セールの履歴
日付プラン価格
2026-10-09037 ラゲージソフトトレイ(リヤシート部)11,000円(消費税抜き10,000円)
2026-10-09038 ラゲージソフトトレイ(ラゲージ部)16,500円(消費税抜き15,000円)
2026-10-09036 ラゲージソフトトレイセット(037+038)27,500円(消費税抜き25,000円)
2026-10-09035 ラゲージトレイ(リヤシート部付)29,700円(消費税抜き27,000円)
2026-10-09034 バックドアオープニングガード24,200円(消費税抜き22,000円)
2026-10-09323 サンシェード1台分 24,200円(消費税抜き22,000円)
2026-10-09722 TZ緊急セット 車中泊避難用19,800円(消費税抜き18,000円)
公式の注意書き取扱説明書(RAV4 HEV 2025.12~)「リヤシート」: 倒した背もたれの上やラゲージルームに人を乗せて走行しない/平坦な場所でパーキングブレーキを確実にかけ、シフトポジションをPにする。「排気ガスに対する注意」: 車庫内など換気が悪い場所や囲まれた場所では、ハイブリッドシステムを停止してください。長時間ハイブリッドシステムが作動したままにしないでください。降雪時や雪が積もった場所では、ハイブリッドシステムが作動したままにしないでください。「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)・非常時給電システム」: 暖房器具などの電気製品を使用して車中に泊まる際は、十分注意してください。給電システムの自動停止などにより、電気製品が意図せず停止するおそれがあります。傾いた場所や坂道などに停めて使用しないでください。

出典:

後席を倒すとフルフラットになる? 傾きと段差の公表値

トヨタは、RAV4の後席を倒したときの背もたれの角度や、荷室の床とのつなぎ目の段差を数値で公表していません。主要諸元表・室内空間ページ・取扱説明書(RAV4 HEV 2025.12~)・アクセサリーカタログの4つを確認しましたが、どれにも傾きの数値はありません。

一方で、純正用品カタログのラゲージソフトトレイ(リヤシート部)の説明には「リヤシートを倒してフラットな状態で使用する際、シートバックの汚れを防ぐトレイです。」とあります。トヨタ自身は倒した状態を「フラット」と呼んでいます。ただし、どこまで平らかを示す数値はありません。

後席は全車標準の「6:4分割可倒式リヤシート(リクライニング機能[2段階]付)」です。取扱説明書の手順は次のとおりです。

  1. 車を安全な場所に駐車し、パーキングブレーキをかけてシフトポジションをPにする
  2. フロントシートの位置・背もたれの角度を調整する(「背もたれが後方に倒れていると、リヤシートの操作時にあたる場合があります。」)
  3. リヤ中央席のヘッドレストを下げ、リヤ中央席シートベルトのバックルを格納し、アームレストを格納する(「助手席側のシートのみを操作する場合、この手順は不要です。」)
  4. リクライニング調整レバーを引きながら、背もたれを倒す

ハイブリッド車のデッキボードは上段と下段に付け替えられます。荷室の高さは上段847mm・下段933mmで、差は86mmです。後席の背面がどちらの段にそろうかは公表されていません。プラグインハイブリッド車は「デッキボード下段はありません」とされています。

何cm・何人まで寝られる? 長さと幅の判断表

寝る人の長さ(頭から足まで・枕を含む)を、公表されている2つの長さで分けると次のようになります。

寝る人の長さ 荷室の奥行き 1,806mm 室内長 1,880mm
1,806mm まで 内に収まる 内に収まる
1,806mm を超え 1,880mm まで 超える 内に収まる
1,880mm を超える 超える 超える

1,806mmを超える人が、前席を前に出して寝床を延ばせるかは公表値から判断できません。1,880mmは室内全体の長さで、前席の背もたれやダッシュボードの分を含みます。

幅は、荷室の幅を人数で割ります。

寝る人数 最小幅 1,002mm のところ 最大幅 1,386mm のところ
1人 1,002mm 1,386mm
2人 501mm 693mm

試算の例です。寝る長さ1,750mmの人が1人で寝るなら、荷室の奥行き1,806mmに56mmの余りがあります。寝る長さ1,750mmと1,650mmの2人なら、長さはどちらも1,806mmに収まります。幅は狭いところで1人501mmで、肩幅がそれより広いと並んで寝られない場所が出ます。寝る長さ1,850mmの人は、奥行き1,806mmを44mm超えます。

ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車で何が違う?

室内寸法(1,880mm・1,525mm・1,220mm)は、主要諸元表のどのグレードでも同じです。寝るときに違うのは荷室の床と電源です。

項目 ハイブリッド車(Z・Adventure) プラグインハイブリッド車(Z・GR SPORT)
デッキボード 2段(上段・下段) 1段(下段なし)
荷室の高さ 上段847mm/下段933mm 842mm
パノラマムーンルーフ装着時の荷室の高さ 上段816mm/下段896mm 813mm
ラゲージ容量 下段749L/上段705L 672L
前席のUSB(Type-C) Z 45W/Adventure 15W 45W

荷室の奥行き1,806mmと幅はハイブリッド車の数値で、プラグインハイブリッド車の値は公表されていません。パノラマムーンルーフ(143,000円)を付けると、荷室の高さが上段で31mm低くなります。荷室で起き上がる余裕を取りたい人は、ムーンルーフなしで、ハイブリッド車のデッキボード下段(933mm)が一番高くなります。

純正の車中泊グッズは? トレイ・シェードの価格

RAV4のアクセサリーカタログ(価格は’26年2月現在)から、車中泊に関係するものを抜き出しました。価格はカタログの表示をそのまま写しています。カタログの注記は「価格は取付費、塗装費を含まない各事業者の希望小売価格<(消費税10%込み)’26年2月現在のもの>で参考価格です。」です。

用品 設定 価格(カタログの表示) 公式の記載
037 ラゲージソフトトレイ(リヤシート部) 全車型 11,000円(消費税抜き10,000円) リヤシートを倒してフラットな状態で使用する際、シートバックの汚れを防ぐトレイです。
038 ラゲージソフトトレイ(ラゲージ部) 全車型 16,500円(消費税抜き15,000円) 撥水・防水機能付きのソフト素材を使用。
036 ラゲージソフトトレイセット 全車型 27,500円(消費税抜き25,000円) 037+038 の合計金額
035 ラゲージトレイ(リヤシート部付) ハイブリッド車 29,700円(消費税抜き27,000円)0.2H ラゲージ面とリヤシート面がセットになったトレイ。
034 バックドアオープニングガード 全車型 24,200円(消費税抜き22,000円) バックドアを開けた際の目隠しとして(略)便利です。
323 サンシェード(モデリスタ) 全車型 1台分 24,200円(消費税抜き22,000円) 車種専用設計のため、ほとんど隙間なく、ぴったりとフィットします。
722 TZ緊急セット 車中泊避難用 全車型 19,800円(消費税抜き18,000円) セット内容(合計20点)にエアーマット・ウインドウ防虫ネット・目隠しポンチョなど

「設定」が全車型の行は、カタログに設定の記載がない商品です(カタログに「設定のない商品は、全車型に適用です。」とあります)。0.2Hは標準取付時間で、取付時間に応じた取付費が別に要ります。

トヨタ RAV4 の公式ストア価格の記録(最終確認 2026-10-09)

確認日プラン・種別公式ストア価格
2026-10-09722 TZ緊急セット 車中泊避難用19,800円(消費税抜き18,000円)
2026-10-09323 サンシェード1台分 24,200円(消費税抜き22,000円)
2026-10-09034 バックドアオープニングガード24,200円(消費税抜き22,000円)
2026-10-09035 ラゲージトレイ(リヤシート部付)29,700円(消費税抜き27,000円)
2026-10-09036 ラゲージソフトトレイセット(037+038)27,500円(消費税抜き25,000円)
2026-10-09038 ラゲージソフトトレイ(ラゲージ部)16,500円(消費税抜き15,000円)
2026-10-09037 ラゲージソフトトレイ(リヤシート部)11,000円(消費税抜き10,000円)

公式ページで確認した日ごとの記録です。改定があれば行を足します。

落とし穴は3つあります。

  • 寝床用のマットは純正に無い。 カタログのマットはフロアマット・GRラゲージマット・トレイ用のグリップマットと、緊急セットに入ったエアーマットだけです。トレイは汚れよけで、段差を埋める厚みの記載はありません。
  • サンシェードがどの窓の分かは書かれていない。 323は「1台分」とあるだけで、窓ごとの枚数の記載がありません。
  • 市販の車種別シェードは少ない。 車中泊用品店オンリースタイルのブラインドシェードのトヨタ車一覧に、RAV4は載っていません。

市販のマットは ベッドキット・マットの選び方、目隠しは 遮光・目隠しの選び方、網戸は 網戸・シェードの選び方 にまとめています。ほかの車種との室内長の比較は 車種別フルフラット化 にあります。

エンジンをかけたまま寝てよい? 1500Wのコンセントは使える?

取扱説明書の「排気ガスに対する注意」は、「車庫内など換気が悪い場所や囲まれた場所では、ハイブリッドシステムを停止してください。」「長時間ハイブリッドシステムが作動したままにしないでください。」「降雪時や雪が積もった場所では、ハイブリッドシステムが作動したままにしないでください。」としています。

主要装備一覧表に載っているアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付/ラゲージルーム右側)について、取扱説明書には次の注意があります。

  • 「暖房器具などの電気製品を使用して車中に泊まる際は、十分注意してください。給電システムの自動停止などにより、電気製品が意図せず停止するおそれがあります。」
  • 「傾いた場所や坂道などに停めて使用しないでください。」
  • 「駆動用電池の残量減少などにより、自動でエンジンが始動し、充電を行います。一部の自治体では、駐車または停車中にエンジンが始動した場合、条例にふれる可能性があります。」

アクセサリーソケット(DC12V・120W)は全車標準装備です。一酸化炭素とエコノミークラス症候群の公式資料は 車中泊の危険と公式資料 にまとめています。

向かない人

  • 頭から足まで1,806mmを超える長さで寝たい人(荷室の奥行きを超え、寝られる長さの公表値もありません)
  • 2人の肩幅の合計が1,002mmを超えるのに、並んで寝たい人(荷室の最小幅は1,002mmで、2人なら1人501mmです)
  • 純正品だけで平らな寝床を作りたい人(寝床用のマットがありません)

寸法の原典は RAV4 室内空間(トヨタ公式) と RAV4 主要諸元表(トヨタ公式) で見られます。

出典

よくある質問

RAV4で車中泊すると、何cmまで寝られますか

トヨタは寝られる長さを公表していません。公表されているのは、後席を倒した荷室の奥行き(トヨタの表記は「奥行き(2名乗車時)」)1,806mmと、室内長1,880mm(社内測定値)です。頭から足まで1,806mm以内なら、荷室の奥行きに収まります。1,806mmはハイブリッド車の数値で、プラグインハイブリッド車の値は公表されていません。

RAV4の車中泊は2人で寝られますか

荷室の幅は最小1,002mm・最大1,386mmで、2人で分けると1人あたり501〜693mmです。狭いところでは1人501mmで、それより肩幅が広い2人は並んで寝られない場所が出ます。

RAV4は後席を倒すとフルフラットになりますか。傾きはどれくらいですか

トヨタは後席を倒したときの角度や、荷室の床との段差を数値で公表していません。純正用品カタログは、ラゲージソフトトレイ(リヤシート部)の説明で「リヤシートを倒してフラットな状態で使用する際」と書いています。ハイブリッド車はデッキボードを上段と下段で付け替えられ、荷室の高さは上段847mm・下段933mmです。

RAV4の純正の車中泊マットや目隠しはありますか

RAV4のアクセサリーカタログに、寝床用のマットはありません。後席の背面と荷室を覆うラゲージソフトトレイセット(27,500円)、モデリスタのサンシェード(1台分 24,200円)、エアーマットや目隠しポンチョが入ったTZ緊急セット 車中泊避難用(19,800円)があります。価格は消費税10%込み・取付費別の参考価格です。

この記事の更新

  • 2026年10月9日初版。RAV4 の室内空間ページ(ラゲージ寸法)・主要諸元表(2026年9月版)・取扱説明書(RAV4 HEV 2025.12~)・アクセサリーカタログを確認

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