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高速の深夜割引は車中泊でどう使う?0時~4時に料金所を通れば30%引き|休日割引との違い・適用除外日と見直しの予定(NEXCO公式)【2026年10月】

高速道路のETC深夜割引と休日割引の条件を、NEXCO東日本・西日本の公式ページで突き合わせました。平日の長距離は入口か出口の料金所を0時~4時に通れば30%引きで、土日祝の地方部だけを走る普通車・軽なら休日割引も30%なので夜を待つ必要はありません。東京近郊を含む区間・中型車・適用除外日(11月21〜23日など)は深夜割引だけが効きます。

更新公式ページの確認日 2026年10月29日車中泊手帖 編集部

緑の田んぼの間の道を走る赤い車
写真: Bobby Youstra(Unsplash)

高速の深夜割引を車中泊で使うなら、平日は入口か出口の料金所を0時~4時に通る組み方にすると、NEXCO3社の高速道路が30%引きになります。 割り引かれるのはその1回の走行のすべてで、0時~4時をまたいで走っても対象です。土日祝に地方部だけを走る普通車・軽自動車なら休日割引も30%で、2つは重ねて使えないため、夜まで待つ必要はありません。

深夜割引の方が安くなるのは、東京・大阪近郊の区間を含むとき、キャンピングカーが中型車以上のとき、休日割引の適用除外日(2026年11月21〜23日など)です。NEXCO東日本の例では、草加から外環道・東北道で仙台宮城まで走ると、ETC通常料金7,870円が深夜割引で5,510円になり、2,360円の差です。

ロードサービスに入っていない長距離の前は、JAFと自動車保険のロードサービス比較で、高速道路上で呼んだときの費用を確かめておけます。

曇り空の下、緑の山を縫う道
写真: Andy Arbeit(Unsplash) (Unsplash License(商用利用可・帰属表示は任意))

深夜割引と休日割引の条件はどう違うか

NEXCO東日本(ドラぷら)とNEXCO西日本の公式ページから、2つの割引の条件を並べました。

項目 深夜割引 休日割引
対象の車 すべての車種 普通車・軽自動車等(二輪車を含む)だけ。中型車・大型車・特大車は対象外
対象の日時 毎日 0時~4時 土曜・日曜・祝日(交通混雑期の適用除外日を除く)
対象の道路 NEXCO3社が管理する全国の高速道路と仙台松島道路。京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は対象外 NEXCO3社が管理する地方部の高速道路と仙台松島道路。東京・大阪近郊の区間は対象外
割引率 30% 30%
要件 ETCが整備された入口を ETC無線通信で走る。走行距離・回数の制限なし 同じ。走行距離・回数の制限なし

NEXCO西日本は、どちらの割引も「ETC車載器を取り付けていない車両で走行し、ETCカードでお支払いいただいた場合」は適用されないとしています。割引後の料金は四捨五入で10円単位にそろえられます。

深夜割引と休日割引は重ねて使えるか

重ねては使えません。NEXCO東日本は、深夜割引・休日割引・障害者割引のうち複数の条件を満たす走行には「割引率が最も高くなる割引が適用されます(重複して適用されません)」と書いています。ETCマイレージサービスと大口・多頻度割引は、深夜割引とも休日割引とも併用できます。

このため、土日祝に地方部だけを走るなら、0時~4時に料金所を通っても割引は30%のままです。差が出るのは、休日割引が効かない区間・車・日です。

走る日・車・区間 使える割引 0時~4時に合わせる意味
平日(休日割引適用日でない日)・すべての車 深夜割引だけ あり(0%→30%)
土日祝・普通車か軽・地方部だけ 休日割引(時刻を問わない) なし(30%のまま)
土日祝・普通車か軽・東京か大阪近郊の区間を含む 休日割引は地方部の分だけ、深夜割引は全区間 あり(近郊区間の分だけ安くなる)
土日祝・中型車以上 深夜割引だけ あり(0%→30%)
休日割引の適用除外日 深夜割引だけ あり(0%→30%)

キャンピングカーが普通車か中型車かは、キャンピングカーの高速料金の車種区分で確かめられます。

東京近郊を含むとどれだけ差が出るか

NEXCO東日本は、深夜割引の見直しの説明で、三郷料金所を2時に入り、いわき中央料金所を4時に出る普通車の例を載せています。常磐道の三郷~谷田部は、休日割引の対象外になる東京近郊の区間です。

区間(普通車) ETC通常料金 深夜割引 休日割引
三郷→いわき中央(NEXCO東日本の例) 4,550円 3,190円 3,450円
広島→名古屋西(NEXCO西日本の例) 10,200円 掲載額なし 7,600円

三郷→いわき中央では、土日祝でも深夜割引の方が260円安くなります。広島→名古屋西の休日割引は2,600円引きで、通常料金の30%(3,060円)より小さくなっています。NEXCO東日本が休日割引の対象外に挙げる大阪近郊の区間(名神高速の大津~西宮、中国道の中国吹田~西宮北など)を通る分が割り引かれないためと見られます。

0時~4時の判定はどの料金所で決まるか

入口か出口の料金所を0時~4時に通れば、その1回の走行全体が30%引きになります。 NEXCO東日本は、高速国道では「入口料金所と出口料金所の通過時刻で割引の適否を判断」するとし、0時~4時をまたぐ利用も対象としています。

ただし、料金の払い方が違う区間をつなぐと、区間ごとに判定が分かれます。

つなぎ方 判定する料金所 公式の例
首都高速→高速国道 首都高の料金所の時刻は使わず、高速国道の区間内の料金所の時刻で判定 首都高の新宿ICを0~4時に通っても、浦和本線と仙台宮城の通過が0~4時でなければ対象外(NEXCO東日本)
均一区間・本線料金所 その料金所の通過時刻 東北道は浦和本線料金所の時刻で判定(NEXCO東日本)
地方道路公社の道路→NEXCO 支払う単位ごとに判定。公社の道路は割引されない場合がある 播但連絡道路(兵庫県道路公社)は対象外。山陽姫路東~広島は通常5,580円→深夜3,910円(NEXCO西日本)

ETCレーンの閉鎖や故障で入口でETCを使えなかったときは、出口料金所の係員に申し出るよう、NEXCO東日本は案内しています。

車中泊と組み合わせるときの料金所の時刻は

高速で寝る場所を決める前に、どの料金所をいつ通るかで割引が決まります。NEXCO東日本の「対象走行と対象外走行の例」と同じ考え方で、車中泊の組み方を並べました。

組み方 料金所を通る時刻 深夜割引
夜に家を出て、目的地の近くで朝まで寝る 入口を0時~4時に通る 30%引き
夕方に入り、出口を0時~4時に通って高速の外で寝る 出口を0時~4時に通る 30%引き(またぐ利用も対象)
23時台に入り、0時~4時を走り続けて4時より後に出る 0時~4時をまたいで走る 30%引き(またぐ利用も対象)
22時に入って23時台に出る 入口・出口とも0時~4時の外 対象外
4時より後に入り、昼に出る 入口・出口とも0時~4時の外 対象外

高速を降りてから泊まるなら、公式に泊まれるのはRVパークです。料金の相場はRVパークの料金相場、当日に入れる施設は予約不要のRVパークにまとめています。道の駅は公式に「仮眠まで」で、宿泊目的の利用は認められていません(道の駅の公式見解)。SA・PAで休むときのNEXCOのルールはSA/PAでの仮眠にあります。

平日の夜に走ると、いくら浮くか

試算(NEXCO東日本の利用例2・普通車): 草加から東京外環道で川口JCTへ、東北道で仙台宮城まで走る場合です。外環道は草加料金所と川口JCTのアンテナ、東北道は浦和本線料金所と仙台宮城料金所の通過時刻で、それぞれ判定されます。

区間 ETC通常料金 深夜割引 差
草加~川口JCT 320円 220円 100円
川口JCT~仙台宮城 7,550円 5,290円 2,260円
合計 7,870円 5,510円 2,360円

割引率は30%なので、ETC通常料金が5,000円の走行なら約1,500円、10,000円なら約3,000円が浮く目安です(10円単位の四捨五入があるため、実際の額は料金検索で確かめます)。往復で2回とも0時~4時に料金所を通れば、差も2回分です。

休日割引が使えない日はいつか

NEXCO東日本の「休日割引適用日」カレンダー(2026年1月〜2027年3月)で、今後の適用除外日は次のとおりです。この日に走るなら、休日割引は無く、深夜割引だけが使えます。

時期 休日割引の適用除外日
2026年11月 21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)
2026年12月 26日(土)・27日(日)
2027年1月 1日(金)・2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)・11日(月・祝)
2027年3月 20日(土)・21日(日)・22日(月)

2026年11月3日(火・祝)と2027年2月11日(木・祝)・23日(火・祝)は適用日です。NEXCO西日本は、ゴールデンウイーク・お盆・シルバーウイーク・年末年始・3連休には、観光需要平準化や交通分散のため休日割引を適用しないと書いています。

深夜割引の見直しで何が変わるか

NEXCO東日本は、料金所の手前で割引の時刻を待つ車の滞留などを理由に、深夜割引の見直しを予定しています。運用開始日時は「決まり次第改めてお知らせします」とされ、2026年10月29日時点で日付は出ていません。

項目 いまの深夜割引 見直し後(予定)
時間帯 毎日 0時~4時 毎日 22時~翌5時
割り引く範囲 0時~4時に料金所を通った走行の全体 割引適用時間帯に走った分だけ(最大30%、22時台に出た場合は2割引)
受け取り方 料金所で割引 ETCマイレージサービスかETCコーポレートカードへの後日還元
必要な登録 なし ETCマイレージサービスへの登録(登録済みなら再申し込み不要)
ほかの決まり 走行距離の制限なし 割引時間帯の1時間あたりの上限距離を設定。1,000kmを超えた分は割引対象に加算

見直し後は、0時を待ってから料金所を通る組み方では割引が増えず、22時~5時に走った距離の分だけが割り引かれます。仙台松島道路での見直しの実施は「現時点で未定」とされています。

向かない人

  • 土日祝に地方部だけを普通車か軽で走る人は、休日割引が時刻を問わず30%なので、深夜に合わせて寝る時間を削る理由はありません
  • ETC車載器が無く、ETCカードだけで払う人は、深夜割引も休日割引も対象外です
  • 長距離の途中のトラブルに備えるなら、割引より先にロードサービスの比較で、高速道路上の燃料切れやけん引の費用を確かめておくと安心です

出典

よくある質問

高速の深夜割引は、何時に料金所を通れば使えますか

ETC無線通信で入口を通り、0時~4時の間にNEXCO3社が管理する割引対象道路を走れば30%割引です。入口と出口の通過時刻で判断し、0時~4時をまたぐ利用も対象です。たとえば夜に入って出口を0時~4時に通る使い方でも割り引かれます。均一区間や本線料金所は、その料金所の通過時刻で判断します。

土日に車中泊旅をするなら、深夜割引と休日割引のどちらがお得ですか

普通車・軽自動車で地方部だけを走るなら、休日割引も深夜割引も30%で、重ねては使えないため差はありません。東京・大阪近郊の区間を含むと、休日割引はその区間が対象外になり、深夜割引の方が安くなります。NEXCO東日本の例では三郷→いわき中央が通常4,550円、深夜割引3,190円、休日割引3,450円です。

休日割引が使えない日はいつですか

NEXCO東日本の休日割引適用日カレンダーでは、2026年11月21〜23日、12月26・27日、2027年1月1〜3日、1月9〜11日、3月20〜22日が適用除外日です。この日は深夜割引(0時~4時)を使います。

深夜割引はいつ22時~5時に変わりますか

NEXCO東日本は、22時~翌5時への拡大と、その時間帯に走った分だけを割り引く見直しを予定しています。運用開始日時は「決まり次第改めてお知らせします」としています。見直し後はETCマイレージサービスかETCコーポレートカードへの後日還元型になり、ETCマイレージサービスへの登録が要ります。

この記事の更新

  • 2026年10月29日初版。NEXCO東日本(ドラぷら)の深夜割引・休日割引・ご利用上の注意・深夜割引の見直し・休日割引適用日カレンダー(2026年1月〜2027年3月)と、NEXCO西日本の深夜割引・休日割引のページを確認

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