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デリカミニで車中泊は何cm・何人まで?室内長2,315mmと荷室約1,500mmの公表値|三菱公式の寸法と純正マット・シェード【2026年10月】

デリカミニの車中泊で三菱が休憩用に示すのはフロントシートを倒す「フラットシート」で、長さの公表値はなく、上限は室内長2,315mmです。後席を倒した荷室の長さは約1,345〜約1,500mm、助手席の背もたれも前に倒すと約1,465〜約1,700mmと公表されていますが、取扱説明書は折りたたんだ背もたれの上に乗らないよう書いています。グレードの違いと、純正のリラックスマット・サンシェード・バックドアネットの価格と注意書きもまとめました。

更新公式ページの確認日 2026年10月6日車中泊手帖 編集部

車内から見た山
写真: LIM ENG(Unsplash)

デリカミニで車中泊するとき、三菱が「休憩時はシートを倒して、のびのびゆったりリラックス。」と示すのは、フロントシートを倒す「フラットシート」です。 この形で寝られる長さを三菱は公表しておらず、確かな上限は室内長の2,315mm(社内測定値)です。長さが公表されているのは後席を倒した荷室で、約1,345〜約1,500mm、助手席の背もたれも前に倒すと約1,465〜約1,700mmです。ただし取扱説明書は「折りたたんだ背もたれの上に乗らない」と書いています。編集部の結論は、寝るのはフラットシートで、左右に1人ずつの大人2人までです。室内幅は1,335mmで、三菱の純正リラックスマットも運転席側・助手席側に1セットずつ敷く作りです。

緑の田んぼの間の道を走る赤い車
写真: Bobby Youstra(Unsplash) (Unsplash License(商用利用可・帰属表示は任意))

デリカミニの室内は何mm? 主要諸元とよくあるお問い合わせの公表値

三菱の資料で、寝る場所に関係する寸法は次のとおりです。室内寸法は主要諸元の「社内測定値」、荷室の寸法はお客様相談センターのよくあるお問い合わせの「約」の値で、荷室の長さは「シートスライド位置により数値が異なります」と書かれています。

項目 公表値 出ている資料
室内長×室内幅×室内高 2,315×1,335×1,400mm(2WD・4WD共通) 主要諸元・よくあるお問い合わせ(室内寸法)
後席を倒した長さ(フロントシートバック下部〜テールゲート) 約1,345〜約1,500mm よくあるお問い合わせ(荷室寸法)
後席を倒した長さ(フロントシートバック上部〜テールゲート) 約1,160〜約1,390mm 同上
助手席の背もたれも前に倒した長さ(下部〜テールゲート) 約1,465〜約1,700mm 同上
同(上部〜テールゲート) 約1,665〜約1,895mm 同上
荷室幅 最大 約1,115mm/最小 約890mm 同上
荷室高 約1,080mm 同上

後席のスライド量は320mm(社内測定値)です。数値は記録にまとめ、確認日つきで更新します。

三菱 デリカミニ の基本データ更新日 2026年10月6日

メーカー三菱自動車
公式ページhttps://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/spec/spe_02.html
公式スペック
室内長
2,315mm
室内幅
1,335mm
室内高
1,400mm
室内寸法の表記
社内測定値(*1)
公式のシートアレンジ
フラットシート(「休憩時はシートを倒して、のびのびゆったりリラックス。」)
後席スライド
320mm
ホイールベース
2,495mm
全長/全幅/全高
3,395/1,475/1,785mm(2WD。ルーフレール付車は1,800mm)/3,395/1,475/1,815mm(4WD。ルーフレール付車は1,830mm)
乗車定員
4名
室内寸法の駆動方式による違い
2WD・4WD とも 2,315/1,335/1,400mm(主要諸元・よくあるお問い合わせ)
グレード
T Premium DELIMARU Package・T Premium・T(ターボ)/G Premium DELIMARU Package・G Premium・G。各 2WD・4WD
荷室長(後席使用時)
約355mm(後席シートを最後部位置から1ノッチ前方にスライドした状態)
後席を倒したときの長さ(フロントシートバック下部~テールゲート)
約1,345mm~約1,500mm(シートスライド位置により異なる)
後席を倒したときの長さ(フロントシートバック上部~テールゲート)
約1,160mm~約1,390mm(シートスライド位置により異なる)
フロントシートバック前倒し時の長さ(下部~テールゲート)
約1,465mm~約1,700mm(シートスライド位置により異なる)
フロントシートバック前倒し時の長さ(上部~テールゲート)
約1,665mm~約1,895mm(シートスライド位置により異なる)
荷室幅
最大 約1,115mm/最小 約890mm
荷室高
約1,080mm
荷室寸法の表記
よくあるお問い合わせ(荷室寸法)の約の値。シートスライド位置により数値が異なる
シートの機構(全車標準)
フロントはベンチシート(運転席&助手席シートスライド・リクライニング)、リヤは5:5分割のスライド・リクライニング・バックフォールディング。助手席前倒し用レバーは全車標準
スライドドア開口部
幅 約650mm、高さ 約1,225mm、開口部地上高 2WD 約370mm/4WD 約400mm
リヤロールサンシェード
後席シートの左右。Premium 系4グレードに標準、T・G は設定なし
充電用USBポート Type-C
フロント×2(全車)+リヤ×1(Premium 系4グレード)。消費電力12W以下
アクセサリーソケット
DC12V 120W(12V・10A)、全車標準
公式の注意書き取扱説明書「後席シート」: シートを折りたたんだとき、折りたたんだ背もたれの上に乗らない。シートを損傷したり、転んだりして思わぬケガをするおそれがあります。/「運転するときに注意すること」: 仮眠や長時間の駐車をするときは、暖機運転をしたりエンジンをかけたままにしたりしない。空ぶかしをしたり、エンジンをかけたまま仮眠をしない。

出典:

フラットシートと荷室、寝られるのはどっち? 公式の記載の違い

三菱の「広さ・ユーティリティ」のページには、シートアレンジが4つ載っています。寝ることに触れているのは「フラットシート」だけで、ほかの3つは荷物の積み方の説明です。

シートアレンジ(公式の名前) 公式の説明 長さの公表値
フラットシート 休憩時はシートを倒して、のびのびゆったりリラックス。 なし(室内長 2,315mm が上限)
3人乗車 ちょっとした買い物は後席の片側を倒して。 —
2人乗車 大きな買い物は後席を倒して。 約1,345〜約1,500mm(下部)
1人乗車 長めの荷物は助手席を倒して。 約1,465〜約1,700mm(下部)

スペシャルサイトにも「荷物スペースの拡張から車中泊まで、シートアレンジも自由自在!」とあります。フラットシートの作り方や長さは、主要諸元・よくあるお問い合わせ・取扱説明書のどれにも見当たりませんでした。

荷室側には細則があります。取扱説明書の「後席シート」は、シートの折りたたみかたの注意として「シートを折りたたんだとき、折りたたんだ背もたれの上に乗らない。シートを損傷したり、転んだりして思わぬケガをするおそれがあります。」と書いています。後席を倒した荷室の床は、この折りたたんだ背もたれです。荷室の長さが公表されているのは荷物を積むための寸法で、三菱が寝るための形として出しているのはフラットシートです。

助手席を前に倒す形は、主要装備表で「助手席前倒し用レバー」が全車標準で、公式のシートアレンジでも倒すのは助手席です。このため約1,465〜約1,700mmが取れるのは助手席側の列だけと見られます。

何cm・何人まで? 長さと幅の判断表

長さは、寝る人の頭から足まで(枕や寝袋の余裕を含む)で分かれます。荷室の値は「下部」(床に近い高さ)の公表値です。

寝る人の長さ 三菱の公表値で言えること
1,345mm まで 後席を倒した荷室の長さ(約1,345〜約1,500mm)の最小値以内
1,345mm を超え 1,500mm まで 荷室の長さの範囲内。シートスライド位置しだい
1,500mm を超え 1,700mm まで 荷室の長さを超える。助手席の背もたれも倒した長さ(約1,465〜約1,700mm)の範囲
1,700mm を超え 2,315mm まで 荷室側の公表値を超える。フラットシートの長さは非公表で、室内長 2,315mm 以内
2,315mm を超える 室内長を超える

幅は、使う面の幅を人数で割ります。室内幅は車内のいちばん広いところの寸法で、荷室幅は最大と最小の両方が公表されています。

寝る人数 1人あたり(室内幅 1,335mm) 1人あたり(荷室幅 最小 約890mm) 1人あたり(荷室幅 最大 約1,115mm)
1人 1,335mm 約890mm 約1,115mm
2人 約668mm 約445mm 約558mm
3人 445mm 約297mm 約372mm

三菱のリラックスマットは「運転席/助手席側両方に敷く場合は、2セット必要です」と書かれていて、左右に1人ずつの使い方です。乗車定員は4名です。

試算の例です。身長170cm(頭から足まで1,700mm)と身長155cm(1,550mm)の大人2人の場合、どちらも荷室の長さの最大値(約1,500mm)を超えます。170cmの人は、助手席の背もたれも倒した長さの最大値(約1,700mm)と同じで、余裕がありません。2人で寝るなら、長さの公表値が無いフラットシートを、室内幅1,335mm(1人あたり約668mm)で左右に分けて使う形になります。身長160cmの大人1人と身長110cm(1,100mm)の子ども1人なら、子どもの1,100mmは荷室の長さの最小値(約1,345mm)より短くなります。

グレードで何が違う? 寝るときに関係する装備

デリカミニのグレードはターボの T Premium DELIMARU Package・T Premium・T と、G Premium DELIMARU Package・G Premium・G の6つで、それぞれ2WDと4WDがあります。室内長・室内幅・室内高は全グレード・2WD・4WDで同じ2,315/1,335/1,400mmです。シートの機構(フロントのベンチシート、リヤの5:5分割スライド・リクライニング・バックフォールディング、助手席前倒し用レバー)も全車標準です。

違い Premium 系4グレード T・G 出ている資料
リヤロールサンシェード(後席シートの左右) 標準装備 設定なし 主要装備・取扱説明書
充電用USBポート Type-C フロント×2+リヤ×1 フロント×2 主要装備
シート生地 撥水シート生地(合成皮革&ファブリック) 撥水シート生地(ファブリック) 主要装備
電動スライドドア 運転席側+助手席側 助手席側 広さ・ユーティリティ
リヤサーキュレーター 標準装備 設定なし 快適装備

Premium 系4グレードは T Premium DELIMARU Package・G Premium DELIMARU Package・T Premium・G Premium です。2WDと4WDの違いは、全高(2WD 1,785mm/4WD 1,815mm、ルーフレール付車はそれぞれ1,800mm・1,830mm)と、スライドドア開口部地上高(2WD 約370mm/4WD 約400mm)です。室内の寸法は変わりません。

車内の電源は、全車標準のアクセサリーソケットが「12V(ボルト)、10A(アンペア)、120W(ワット)」で、取扱説明書は「消費電力120W以下のものを使ってください」「バッテリーあがりを防止するため、エンジンをかけた状態で使用してください」と書いています。充電用USBポートは「消費電力12W以下のものを使用する」です。

純正の車中泊グッズは? マット・シェード・網戸の価格と注意書き

三菱のデリカミニ用アクセサリーで、寝る場所の周りに使えるものです。価格は各ページの表示をそのまま写しています。

用品 価格(公式の表示) 公式の記載と注意
リラックスマット ¥27,500(消費税抜価格:本体¥25,000) 「停車中の車内やレジャーシートで寝転ぶときなど」に。丸めて収納。「運転席/助手席側両方に敷く場合は、2セット必要です。」走行中は使用できません
ワンタッチサンシェード(フロント) ¥28,600(消費税抜価格:本体¥26,000) フロントガラス/左右フロントドアガラス用の3枚セット。ドアガラス部分は網戸。走行中は使用できません
ワンタッチサンシェード(リヤ) ¥37,400(消費税抜価格:本体¥34,000) 左右リヤドアガラス/左右リヤクォーターガラス/リヤガラス用の5枚セット。走行中は使用できません
ワンタッチサンシェードパッケージ ¥59,400(消費税抜価格:本体¥54,000) フロントとリヤの2点セット。「単品合計価格¥66,000(消費税込)のところ¥6,600お得」
バックドアネット ¥24,750(消費税抜価格:本体¥22,500) 虫の侵入や車外からの視線を抑制し、駐車時の車内の換気に。走行中は使用できません。プライベートカーテンとの同時装着はできません
プライベートカーテン ¥30,800(消費税抜価格:本体¥26,000+参考取付工賃¥2,000) 屋外での着替えなどに。ラゲッジボード、カーゴフェンス、バックドアネット、ユーティリティポール、ラゲッジユーティリティネットとの同時装着はできません

サンシェードは「フロント+リヤを使用すれば、車内全域をカバーすることができます」と書かれています。大人2人で寝る分を純正でそろえる試算は、リラックスマット2セット(¥27,500×2=¥55,000)とワンタッチサンシェードパッケージ(¥59,400)で¥114,400(いずれも消費税込の表示価格)です。バックドアネットとプライベートカーテンは同時に付けられないので、テールゲートを開けて網戸にするか、着替え用の囲いにするかはどちらか一方です。

「車中泊キット」「ベッドキット」という名前の純正品は、アクセサリーの一覧にありませんでした。マットの選び方は ベッドキット・マットの選び方、窓は 遮光・目隠しの選び方 と 網戸・シェードの選び方、ほかの車種と室内長を比べるなら 車種別フルフラット化、同じ三菱のミニバンは デリカD5で車中泊 にあります。

エンジンをかけたまま寝てよい? 取扱説明書の記載

デリカミニの取扱説明書(eKスペース/デリカミニ共通)は、次のように書いています。

  • 排気ガスには「無色無臭で有害な一酸化炭素が含まれています」。「仮眠や長時間の駐車をするとき」「雪が積もった場所に駐停車するとき」「降雪時に駐停車するとき」は、「暖機運転をしたりエンジンをかけたままにしたりしない」
  • 「空ぶかしをしたり、エンジンをかけたまま仮眠をしない」
  • 「お子さま、介護を必要とされる方、ペットを車室内に残さない。炎天下では車室内が高温になり、生命にかかわるおそれがあり危険です。」

一酸化炭素とエコノミークラス症候群の公式資料は 車中泊の危険と公式資料、換気は 結露と一酸化炭素 にまとめています。

向かない人

  • 頭から足まで 2,315mm を超える長さで寝たい場合(室内長を超えます)
  • 寝られる長さを公表値で確かめてから決めたい場合(フラットシートの長さは公表されていません)
  • 大人3人以上で横に並んで寝たい場合(室内幅 1,335mm で1人あたり 445mm です)

シートアレンジの写真は、デリカミニ 広さ・ユーティリティ(三菱公式) で見られます。

出典

よくある質問

デリカミニで車中泊すると、何cmの長さで寝られますか

三菱が休憩用に示すフラットシート(フロントシートを倒す形)の長さは公表されていません。確かな上限は室内長の2,315mm(社内測定値)です。後席を倒した荷室の長さは、フロントシートバック下部からテールゲートまで約1,345mm〜約1,500mm、助手席の背もたれも前に倒すと約1,465mm〜約1,700mm(どちらもシートスライド位置で変わる)と公表されています。

デリカミニの車中泊は2人で寝られますか

乗車定員は4名、室内幅は1,335mmで、2人で割ると1人あたり約668mmです。三菱の純正リラックスマットも「運転席/助手席側両方に敷く場合は、2セット必要」と、左右に1人ずつの使い方を前提にしています。後席を倒した荷室で寝る場合は、荷室幅が最小約890mmなので2人で1人あたり約445mmです。

デリカミニの純正の車中泊キットやベッドキットはありますか

三菱のデリカミニ用アクセサリーの一覧に「車中泊キット」「ベッドキット」という名前の品はありませんでした。寝転ぶための純正品はリラックスマット(¥27,500(消費税抜価格:本体¥25,000))で、運転席側と助手席側の両方に敷くには2セット必要です。

デリカミニのフルフラットはどのグレードでもできますか

シートの機構は全車標準です。主要装備表では、フロントのベンチシート(運転席&助手席シートスライド・リクライニング)、リヤの5:5分割スライド・リクライニング・バックフォールディング、助手席前倒し用レバーが6グレードすべてに付いています。室内寸法も2WD・4WDとも2,315/1,335/1,400mmです。グレードで違うのは、リヤロールサンシェードやリヤの充電用USBポートなどの装備です。

この記事の更新

  • 2026年10月6日初版。三菱のデリカミニ 主要諸元・主要装備・広さ・ユーティリティ・快適装備・スペシャルサイト、お客様相談センターのよくあるお問い合わせ(室内寸法・荷室寸法・スライドドア開口部)、取扱説明書、純正アクセサリー5点を確認

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